パキスタン・イスラマバードのモスクで行われた金曜礼拝(2021年4月23日撮影)。(c)Aamir QURESHI / AFP 【5月7日 AFP】新型コロナウイルスの感染が拡大しているパキスタンでは、学校や飲食店は閉鎖され、夕方になると商店にはシャッターが下ろされ、軍隊も動員されている。だが、夜になると各地のモスク(イスラム礼拝堂)には敬虔(けいけん)なイスラム教徒が集まり、祈りをささげている。 隣国インドで新型ウイルスが猛威を振るっていることを受け、パキスタン当局は規制を強化し、イスラム教の断食月「ラマダン(Ramadan)」の終わりを祝う大祭「イード・アル・フィトル(Eid al-Fitr)」期間中の移動を禁じた。 だが、当局は宗教的な集まりには目をつぶっている。極めて保守的なイスラム国家であるパキスタンでは、宗教行事の取り締まりは広く反発を招く恐れがあるためだ。 パキスタンの新型ウ
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