25日の給食再開に向け、食材を点検する調理員ら=22日午後、神戸市垂水区狩口台3、市立垂水学校給食共同調理場(撮影・長嶺麻子) 新型インフルエンザ流行に伴う休校措置の解除が二十二日に決まり、兵庫県内の多くの学校は二十五日、給食を再開する。ところが解除の決定から再開までの日数が少なく、自治体によっては数日間の弁当持参や簡易メニューへの切り替えを決めた。食材業者からの納入が間に合わないためだが、業者に対する休校期間中の補償問題もあり、各市町教委は対応に苦労している。 西宮市教委は、学校再開から二日間が「弁当持参」。職員らは、文書やメールで各家庭に伝える作業に追われた。 学校給食は量が多く、業者側も食材の仕入れなどに日数がかかるため、通常、発注やキャンセルの期限は土日を除く四日前。今回は休校解除の決定が金曜日で、再開の事実上前日となり、同市教委はやむを得ず給食再開の延期を決めた。担当者は「業者に