MTF特性曲線 MTF曲線とは? MTF(Modulation Transfer Function)は、レンズ性能を評価する尺度のひとつで、被写体の持つコントラストを像面上でどれだけ忠実に再現できるかを空間周波数特性として表したものです。(シグマ公式HPより引用) 簡単に言ってしまうと、レンズの個性を知るための”ものさし”ということです。 ただしレンズの個性というものは、この曲線だけで表せるものではありませんので、あくまでも一つの参考ということで。人間でいうところの星座や血液型みたいなノリですね(も少し精度は高いかな)。 MTF特性曲線関連の言葉と見方を整理 MTF特性曲線とは、次のような曲線のことです。画像は、富士フィルム公式HPより引用しました。 富士フィルムでは、空間周波数が「15本/mm」と「45本/mm」という2つ測定結果を公表しています。本数は統一された基準があるわけではなく、
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