3分の1スケールで再現されたモニュメントだった 答えはあっさりと見つかった。 すぐ横で説明されていました。 かつてこの地には、聖武天皇の「国分寺建立の詔(みことのり)」をうけて、相模国分寺が建立されていたらしい。西暦741年のこと。 その国分寺の敷地内に七重の塔があり、高さは65mにもなったという。現代の建物だとだいたい20階くらい。でかい。 その巨大建造物を、約3分の1のスケールで再現したのがこのモニュメントなのだ。3分の1っていっても20メートルである。そこそこ本気を出さないと作れない大きさだろう。 どうやら楽しく歩いて行けるところに相模国分寺の跡があるらしい。行ってみるしかない。 歩いて10分強、坂を登っていくと住宅街が急に開けた。 ここが「相模国分寺跡」である。そう書いてある。 この広大な敷地に、奈良の法隆寺と同じような配置で、七重の塔や講堂が建てられていたらしい。 でも今は建物と