どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の食事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点で食の課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 放射線審議会が16日、食品や水道水中の放射性物質の規格基準について16日、厚労省の諮問通りとする答申を行った。(文科省・放射線審議会のページ) 内容はほぼ、2月7日付のコラム「縦割り行政と硬直化した法体系浮き彫り 放射線審議会・答申案」でお伝えした内容そのまま。厚労省の新基準値案(一般食品100Bq/kg、飲料水10Bq/kg、乳児用食品と牛乳50Bq/kg)を了承しつつも、別紙で意見を述べる、という体裁で、新基準値ではリスクはそれほど低減されないこと/乳児用食品や牛乳は、一般食品の100Bq/kgのままでも子どもへの配慮が十