ヤフーの子会社であるファーストサーバが運営するデータセンターは、3拠点ある。主力となる福岡県の北九州データセンター、大阪府の吹田データセンター、自社データセンター(所在地は非公開)である(写真)。北九州と吹田のセンターは、同じくヤフー子会社であるIDCフロンティアの施設を利用する。3拠点合計で194ラックに収めたサーバーを稼働している。 ファーストサーバの主力事業は、1996年の創業以来、ホスティングサービスである。顧客の85%が法人を占める。 今後同社が力を入れるのが、IaaS(Infrastructure as a Service)だ。その第1弾が、北九州データセンターで2011年10月に提供を開始した「Z Cloud」である。Z Cloudの開始に当たり、米Joyentと提携した。 高負荷時にCPU数を自動切り替え Z Cloudの特徴は、突発的なアクセス増に対応できること。Joye
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