「CEATEC JAPAN 2015」で発表された、人のカタチをしたコミュニケーションロボットとスマートフォンの機能を併せ持つロボットスマホ『ロボホン(RoBoHoN)』。ロボットクリエイターの高橋智隆さんとシャープとのコラボで誕生した世界初の情報端末は、ガラケーからスマホへトレンドがシフトしたように、次世代の「1人1台」のデバイスとしてとしてブレークスルーできるのでしょうか? そこで、開発者である高橋さんに、『ロボホン』が切り拓く新しいコミュニケーション・ツールの可能性について聞いてみました。 小さな人型ロボットだからこそ、次世代の情報端末となり得る ▲『ロボホン』は、全長約19.5㎝、重さ約390g。ただし、機能や仕様は変更される場合があります ── まず、『ロボホン』の特長について教えてください。 高橋氏:現在のスマホは既に完成形に近く、もはや大きな不満の無い状態だと感じています。で