発表[1]では住宅市場に関する記述が多いですが、2017年度のモジュール出荷量の用途別内訳(住宅・非住宅)は明らかにされていません。 そのため、住宅向け製品の充実がシェア1位獲得の主因なのかどうかは、判断しかねます。 ただ2018年1-3月の太陽電池出荷統計では、かつてFITでの高い電力買取価格を背景に急拡大していた「発電事業」向けの出荷量の減少が際立っていました。 高性能・高品質を誇るメーカーの1つであるハンファQセルズが、今回日本市場でシェア1位を獲得したのは、大規模事業の減少に伴い、ユーザーの需要が価格優先から性能・品質優先にシフトしていることを、示しているものと考えます。 ちなみに2017年度の太陽電池出荷統計で、太陽電池モジュールの「国内出荷」量は 全体:約5246MW 日本企業における出荷量:約2968MW となっています。([2]の7p) そのため海外企業による出荷量は、約5