2020年 1月26日 改定 今回紹介するのはウィリアム・グラント&サンズ社が生産しているグレンフィディックです。 <世界で最初のシングルモルト誕生エピソード> 周りからは笑いもの 昔のウイスキーはブレンデッドウイスキーが主流だった時代で、シングルモルトは産地を楽しむ地酒のようなイメージだったそうです。そんなこともあって個性の強烈なシングルモルトが消費者に受け入れられるとは思えないと当時は揶揄されたそうです。 無謀に見える挑戦 4代目のサンディゴードンは、シングルモルトをブレンデッドの最大市場であったニューヨークをターゲットにするです。広告代理店でもこの国ではシングルモルトは流行らないと突き返されます。しかし、彼には成功する戦略があったのです。 良い物は必ず選ばれる ニューヨークとシカゴを結ぶ鉄道内でグレンフィディックのオンザロックやハイボールを振る舞います。これは当時電車内でハイボールを