コーヒー店の公衆無線LANに接続したアンドロイド端末 米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載したスマートフォン(多機能携帯電話)を狙い、ネット上の予定表やアドレス帳など個人情報を盗んだり、書き換えたりできる公衆無線LANの「わな」が簡単に作れることがわかった。ドイツ・ウルム大の研究チームが発表した。 アンドロイド端末でコーヒー店などの公衆無線LANを利用すると、再訪したときに自動接続できるようになっている。 ところが研究チームによると、悪意がある第三者がコーヒー店などと同名の公衆無線LANを作って別の場所に仕掛けておくと、通りかかった人の端末がコーヒー店だと勘違いして自動接続してしまう。 そのとき、パスワードに相当する「トークン」と呼ばれる情報が暗号化されずにやりとりされていると、第三者は盗んだトークンを使って最長14日間、ネット上に保存されたアドレス帳など個人情報を