「見えない道場本舗」で紹介されてたので、わたしも買ってきました。 ●古谷三敏『ボクの手塚治虫せんせい』(2010年双葉社、1000円+税、amazon) 作品ごとのイレギュラーな「お手伝い」から、職業としてのアシスタントが成立する移行期。古谷三敏が手塚治虫のアシスタントだったころの思い出を描いたエッセイマンガです。 知られざるエピソードがいろいろあって楽しい本。内容についてはリンク先の「見えない道場本舗」がくわしいのでそちらにおまかせしますが、興味深かったのが、壁村耐三伝説について。 秋田書店の壁村耐三は、「週刊少年チャンピオン」黄金時代をつくりあげた編集長として知られています。彼の功績などはこちらの記事をどうぞ。 ●【マンガ50年】「王者」の伝説(2)怒れる編集長「弱小」返上 ●【マンガ50年】「王者」の伝説(3)部数「あり得ない」急伸 壁村はかずかずの豪快な伝説の持ち主でもあります。い