新型コロナウイルスの流行中に屋内で食事をすることの危険性を示した韓国の研究結果が先月、大韓医学会誌(JKMS)に発表された。特に問題となるのが、店内で座る位置だという。 発表された論文によると、直接的な空気の流れがある場合、新型コロナウイルスはソーシャルディスタンシング(対人距離の確保)で基準となることが多い2メートルを超える距離を非常に短時間で移動できることが示唆された。 研究チームによると、新型ウイルスはわずか5分の間にこの2メートルの3倍以上の範囲に拡散する可能性があることが分かった。この時間枠は、食事客がレストランで食事する際にマスクを外す一般的な時間よりもはるかに短い。研究チームは、テーブル間に2メートルの距離を設けることは、食事客の感染を防ぐ上で十分ではないと結論づけている。 研究チームは、韓国のあるレストランで今年起きた小規模な感染事例を分析。この事例では、2人の食事客が6.