「求職者は、いま自分が使っているSNSやWebサービスのIDとパスワードを教えるように」──米国の片田舎にある小さな街で出された市職員の募集広告が波紋を呼んでいる。この話題は地元TV局によって報じられ、瞬く間に全米に拡大。数々の批判が飛び込んでくるなかで19日(現地時間)、市当局の謝罪と条項撤回にまで発展した。 この募集広告を出したのは、米国北西部はモンタナ州にあるボーゼマン(Bozeman)市。米Associated Press (AP通信)によれば、ボーゼマン市職員を募集する公告には次の一文が添えてあったという。 個人や会社のWebページ、あるいはインターネットのチャットルームやSNS、会議室といった場所で会員登録をしている方は、それらをすべて列挙してください。これらには、Facebook、Google、Yahoo、YouTube.com、MySpaceといったサイト以外のものも含みま