2015年に自分の会社を立ち上げ、18年に所属事務所から独立。以降、プロデューサー業にもまい進する小泉今日子さん。40代の頃、「50歳になったら何かを始めます」と宣言し、具体案はなくとも「とりあえず会社という"箱”をつくるところから始めたことがよかった」と振り返ります。小泉さんのこれからのチャレンジとは? (1)「誰かのドアが開いた瞬間」に立ち会う醍醐味 (2)50歳で起業の理由「残りの時間を考えた」 ←今回はココ (3)経験して見えるものがある。50代は楽しい 「自分自身の本当の能力を、見たことがないかも」 編集部(以下、略) 小泉さんは2015年に会社を設立して、50歳の節目でプロデューサーとしてのプロジェクトを始動しました。新しいチャレンジに踏み出そうと思った理由は何だったのか、改めて聞かせてください。 小泉今日子(以下、小泉) 「残りの時間」を考えてみたら、やりたいことに挑戦しよう