OPENMETIでも留意したのは客観性だという。データから何が読み取れるのかはさまざまな解釈がある。そのため、年報に多く出てきた“トレンドワード”や“輸出入額”“政策コスト”などの数字をビジュアライズし、過去の年表からたどるなど、まるでデータに直接触れられるようなインターフェースを実装、ユーザー参加型にした。 OPENMETI制作はライゾマティクス 今回、OPENMETIの制作はカンヌ国際クリエイティビティ・フェスティバルなどでPerfumeのパフォーマンスを手がけたクリエイター集団「ライゾマティクス」が担当した。税金でのプロジェクトのため一般競争入札を実施。企画の内容と提案金額などを評価して最終的にライゾマティクスが受託した。 2013年11月頃から、経済産業省大臣官房広報室では「オープンにしている情報の使いかた、見せ方を伝える」ことを目標に企画を開始した。「歴史を振り返りユーザーが参加