2023年11月30日のブックマーク (3件)

  • 国際収支統計からみたサービス取引のグローバル化

    1 日銀行 2023 年 8 月 日銀レビュー Bank of Japan Review はじめに 国際収支統計のサービス収支は、国境を越えた サービス取引に関する資金の受取・支払を記録し ている。わが国のサービス収支は、近年、受取・ 支払とも増加傾向にあり、サービス取引のグロー バル化が進展している1 (図表 1) 。 稿では、 サー ビス収支の分解を通じて、わが国におけるサービ ス取引のグローバル化の特徴を整理する。 サービス収支の分類・組替 まず、わが国のサービス収支を構成する各項目 を取引の特性に応じて分類し、取引の特性ごとの 推移を確認する。具体的には、各項目を、①モノ の移動や生産活動に関係するもの(以下、モノ関 連収支) 、②ヒトの移動や現地での消費活動に関 係するもの (同ヒト関連収支) 、 ③デジタルに関係 するもの (同デジタル関連収支) 、 ④金融や保険に 関係す

    zeeko3
    zeeko3 2023/11/30
  • インバウンドで外貨を稼ぐ日本に悲報、デジタル赤字の増加が招くさらなる円安 前年同期比で3倍に伸びた経常収支だが、まるで楽観視できないその中身 | JBpress (ジェイビープレス)

    財務省が発表した2023年度上期の国際収支統計は、経常収支の黒字が前年同期比で3倍増と大幅に伸びた。 だが、経常収支黒字は海外有価証券から発生する利子や配当金、海外現地法人における内部留保や配当金など。そのまま海外で再投資される可能性が高く、キャッシュフローベースで見ると、黒字幅は10分の1に減少する。 何より、日経済はインバウンドで外貨を稼ぐ構造に変質しているが、人手不足など供給面で制約があるうえに、海外企業のデジタルサービスへの支払いが増加している現状に鑑みると、円安が中長期的に続く可能性がある。 (唐鎌 大輔:みずほ銀行チーフマーケット・エコノミスト) キャッシュフローベースでの黒字は10分の1 11月9日、財務省が発表した2023年度上期(4~9月)の国際収支統計(速報値)では、経常収支が12兆7064億円の増加と、黒字幅は前年同期比で3倍となった。この伸び幅は「年度の半期ベース

    インバウンドで外貨を稼ぐ日本に悲報、デジタル赤字の増加が招くさらなる円安 前年同期比で3倍に伸びた経常収支だが、まるで楽観視できないその中身 | JBpress (ジェイビープレス)
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    zeeko3 2023/11/30
  • 日本の「デジタル赤字」4.7兆円超と8年で倍増、執拗な円安が続く要因に

    みずほ銀行チーフマーケット・エコノミスト。日貿易振興機構(ジェトロ)入構後、日経済研究センター、ベルギーの欧州委員会経済金融総局への出向を経て、2008年10月より、みずほコーポレート銀行(現みずほ銀行)。欧州委員会出向時には、日人唯一のエコノミストとしてEU経済見通しの作成などに従事。 政策・マーケットラボ 日々起きている政治・マクロ経済・マーケットの動きを、専門家の執筆陣が鋭く分析する。投資や事業運営の方針を立てる上で役立つ「深い知見」を身に付けよう。 バックナンバー一覧 継続するドル高円安の要因として日米金利差の拡大、高止まりを挙げる論調は根強い。その影響は確かに強いが、サービス収支の赤字増大による資金流出も遠因である。中でも米巨大IT企業へのプラットフォームサービスへの対価支払いなどによる「デジタル赤字」は、8年間で倍増した。(みずほ銀行チーフマーケット・エコノミスト 唐鎌大

    日本の「デジタル赤字」4.7兆円超と8年で倍増、執拗な円安が続く要因に
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    zeeko3 2023/11/30