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ブックマーク / mattn.kaoriya.net (12)

  • Big Sky :: 書評「Go言語による並行処理」

    O'Reilly Japan, Inc. 様に献頂きました。ありがとうございます。 そして献頂く際にお声を掛けて頂いた、書の翻訳を担当された ymotongpoo さんにもお礼を申し上げます。ありがとうございます。 書の訳は非常に素晴らしく、とても原文が英文であったとは思えないほど綺麗で、読んでいく中で「原文でどの様に表現されているんだろう」といった引っかかりも無く、とてもスムーズに読み進められました。 Go 言語に関わって随分と長くなってきました。初めて Go を知ってからユーザがどんどん増える様を見る事が出来るのは正直に言って非常に嬉しいです。 ふと Go の魅力は何かと聞かれたら幾つか挙げる事が出来ますが、間違いなく選ぶのが「非同期処理の簡単さ」です。これまで多くの開発者が OS スレッドで実現してきた非同期処理を、Go 言語は少ないイディオムとインテリジェントなランタイムを

    Big Sky :: 書評「Go言語による並行処理」
  • Big Sky :: Go 言語の非同期パターン

    Gogoroutine という非同期の仕組みを提供していますが、使い方次第では色々なパターンが実装できる為、初めて goroutine を見た人はどの様な物が正解なのか分からない事があります。以前、このブログでも紹介した事がありますが Go の非同期の仕組みは一見単純な様に見えて実はとても奥深いのです。 Big Sky :: golang の channel を使ったテクニックあれこれ golang の channel は他の言語に見ない独特のパラダイムを開発者に提供します。 単純にスレッド間でメッセージングをするだけでもC言語で書けばそこそこの量になったり、慣れていない人であればど... https://mattn.kaoriya.net/software/lang/go/20160706165757.htm 2012 年に Rob Pike 氏が Google I/O で「Go

    Big Sky :: Go 言語の非同期パターン
  • Big Sky :: Matz の「言語のしくみ」を読んだ。

    Twitter で「言語のしくみ」読みたいなって呟いたら Matz 人から「献しましょうか」とメンション頂いて即答でお願いしました。ありがとうございます。 ひさびさ紙のを通勤電車の中で立ちながら読んだので手がだるくなりました。なんだか懐かしい感じがしました。 さてこのですが、一言で言うとこんなです。 Ruby のパパこと Matz が雑誌の連載に追われながら試行錯誤して作ったプログラミング言語「Streem」を解説する 聞こえが悪かったらすみません。言いたいのはこの「試行錯誤」がとても良いエッセンスになっている点なのです。実際にはその連載記事をまとめた物に対して、この当時はこの様に考えていたが後になってみると実は良く無かったといった振り返り「タイムマシンコラム」で構成されています。 この連載が1つのに纏められた事でプログラミング言語設計者の葛藤が非常に良く表されているな、そう

    Big Sky :: Matz の「言語のしくみ」を読んだ。
  • Big Sky :: Golang のオフィシャルが提供するインタフェースまとめ

    golang が提供するインタフェースの中で代表的な物の使い方をまとめてみる。 io.Reader type Reader interface { Read(p []byte) (n int, err error) } ご存じ io.Reader。このシグネチャの Read を実装しておけば golang のありとあらゆる入力機能に対して自分のコードを提供する事が出来る。 例えば永遠に「おっぱい」と言い続ける Reader だと以下の様な実装になる。 package main import ( "io" "os" ) var text = []rune("おっぱい") type OppaiReader struct { n int } func (r *OppaiReader) Read(p []byte) (int, error) { in := len(p) nw := 0 for i

    Big Sky :: Golang のオフィシャルが提供するインタフェースまとめ
  • Big Sky :: golang のリファクタリングには gofmt ではなく、gorename を使おう。

    今まで golang で変数名や関数名のリネームには gofmt の -r オプションを使ってきましたが、これからは gorename を使いましょう。 文法を解析して正しくリネームしてくれるので、gofmt で起き得た誤爆も心配ありません。インストールは以下の様に実行します。 $ go get golang.org/x/tools/cmd/gorename 使用方法は以下の通り。 gorename: precise type-safe renaming of identifiers in Go source code. Usage: gorename (-from <spec> | -offset <file>:#<byte-offset>) -to <name> [-force] You must specify the object (named entity) to rename

    Big Sky :: golang のリファクタリングには gofmt ではなく、gorename を使おう。
  • Big Sky :: golang の sync パッケージの使い方

    golang と言えば非同期に特化した言語ですが、慣れない内は簡単な非同期しか使えません。しかし sync パッケージを知る事でもっとカジュアルに、かつ確実な非同期処理を行う事が出来る様になります。 今日はそんな sync パッケージについて説明してみたいと思います。 sync.Mutex ご存じ sync.Mutex です。皆さんが一番使う排他制御だと思います。 package main import ( "fmt" "runtime" "sync" "time" ) func parallel(wg *sync.WaitGroup) { fmt.Println("博") time.Sleep(100 * time.Millisecond) fmt.Println("多") time.Sleep(100 * time.Millisecond) fmt.Println("の") time.

    Big Sky :: golang の sync パッケージの使い方
  • Big Sky :: ZenCoding.vim を Emmet.vim にリネームしました。

    いろいろと、よろしくお願いします。 mattn/emmet-vim - GitHub https://github.com/mattn/emmet-vim Emmet.vim http://mattn.github.io/emmet-vim

    Big Sky :: ZenCoding.vim を Emmet.vim にリネームしました。
  • Big Sky :: C言語から使えるJSONパーサ、jansson がとても直感的で良い

    おなじみC/C++から使えるJSONライブラリを紹介するコーナー。まずは過去のまとめ。 最速と言われる JSON パーサ「rapidjson」が当に爆速なのか試してみた。 C言語から使えるJSONパーサ、parson が思った以上に良い仕事をしている。 僕がboost::asioとboost::property_treeを使いHTTPプロキシ環境下で非同期にGoogle Search APIから検索するまでにやった、たった一つの事。 C言語から使えるJSONパーサ、JSMNを試してみた。 何も見ずにC++でjsonパーサが書けるか試してみた。 ヘッダファイルだけでC++から使えるJSONパーサ「picojson」が凄い! 最近は結構 matsuu さんのブクマから見つけて記事を書いてたけど今日はそうじゃない所からご紹介。 Jansson — C library for working w

    Big Sky :: C言語から使えるJSONパーサ、jansson がとても直感的で良い
  • Big Sky :: vimrcのどこが重いのかを調べられるプラグイン書いた。

    Vimには --startuptime というコマンドラインオプションがあり $ vim --startuptime foo の様に指定するとスクリプトファイル単位で掛かった時間を知る事が出来ます。 times in msec clock   self+sourced   self:  sourced script clock   elapsed:              other lines 000.000  000.000: --- VIM STARTING --- 000.000  000.000: Allocated generic buffers 000.000  000.000: locale set 000.000  000.000: clipboard setup 000.000  000.000: window checked 000.000  000.000: in

    Big Sky :: vimrcのどこが重いのかを調べられるプラグイン書いた。
  • Big Sky :: zen-codingの殆どの機能をzencoding.vimに取り込んだ。

    全国1億8千万人のzen-codingファンの皆様、如何お過ごしでしょうか。 先日の記事でzen-codingをpure vimscriptに移植した「zencoding.vim」をご紹介させて頂きました。 あの時は略語の展開(Expand Abbreviation)しか機能がなく物足りなかったかもしれません。まぁ殆どの移植品はExpand Abbreviationしか無いのですが。 zen-codingには他どんな機能があるかというと、実はまだ便利な機能があったりします。 オフィシャルのサイトによると Expand Abbreviation Wrap with Abbreviation Balance Tag Inward/Outward Go to Next/Previous Edit Point Update Image Size Merge Lines Remove Tag Spl

    Big Sky :: zen-codingの殆どの機能をzencoding.vimに取り込んだ。
  • Big Sky :: 最近の zencoding.vim

    最近 zencoding.vim を大きく修正しました。とは言ってもこれまで単体テストを作ってきた事もあって、過去の動作を(なるべく)壊さずに大規模な修正が行えました。 これまでは一つのファイルに html, css, haml の処理が全て記述されていたのでとてもスパゲッティなコードになっていて、もう少し放っておくとカオスな状態になりかけていたので、ファイルを分割しインタフェースを揃える事にしました。 これにより、今後新しいフォーマットに対応する際にも、zencoding/lang にあるファイルの真似をして記述すれば実装出来る様になります。 haml に対応した 「えっ?前から対応してたんじゃないの?」と言われる方もいるかもしれませんが、これはあくまで expand abbreviation の haml フィルタとしてだけサポートしていました。 何が変わったかというと zen cod

    Big Sky :: 最近の zencoding.vim
  • Big Sky :: モテる男のVim script短期集中講座

    ここで関数リファレンスのみ格納先の変数の先頭が大文字になっていますが、これはVim script特有の制限になります。 数値は一般的な言語と同じ様に四則演算できます。文字列については.を用いて連結します。 また文字列は添え字によるアクセスが可能で、pythonの様に echo "hello"[1:3] という記述が出来ます。その他文字列操作関数については:help evalに詳しく記述されています。 また型同士の比較についてはthincaさんの記事が役立ちます。 Vimスクリプト基礎文法最速マスター - 永遠に未完成 Vimスクリプト基礎文法最速マスター vim 流行ってるみたいなので遅ればせながら便乗。需要?何それおいしいの? Perl基礎文法最速マスター - サンプルコードによるPerl入門 Route 477... http://d.hatena.ne.jp/thinca/20100

    Big Sky :: モテる男のVim script短期集中講座
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