えび・かにを中心とする甲殻類のアレルギーは、小学生以降に増える傾向があり、成人ではもっとも多いアレルギーのひとつです。しばしば重症なアナフィラキシーを引き起こし、症例も多いことから、えびとかには原材料のアレルギー表示が義務づけられています。 大人に多く治りにくい「甲骨類(えび・かに)アレルギー」 ・大人に多いアレルギー えび・かにをはじめとする甲殻類のアレルギーは小学生以降、成人になるにつれて増えていきます。卵・乳・小麦の三大アレルギーが子どもに多く、大人になるにつれて改善するケースもみられる一方で、えび・かにのアレルギーは大人になっても治るケースが比較的少ないといわれています。 ・アナフィラキシーショック症状の原因になる 甲殻類アレルギーの症状は、蕁麻疹や呼吸困難,まぶたの腫れ、嘔吐、喉のかゆみなどさまざまです。重症になるとアナフィラキシーショックが起こる頻度が他の食品に比べて高いため、