「計算はできるのだけど、文章題になると…」 というお母様たちの悩み、本当によく聞かれますね。 この相談は「どうしたら、読解力がつくのでしょうか?」と並んで、 指導者泣かせの相談だということはご存知でしょうか。 おそらく、これらの質問に対する明確な答を お聞きしたことがないのではないでしょうか。 一般に、その時のアドバイスは 「本を読ませて、読解力をつけましょう」になりがちです。 しかしこれはある意味、白旗を揚げたのも同じです。 (かつては、私も散々このアドバイスを使ってその場を逃げてきました。) 多くの指導者も本当のところ、具体的にどうすればいいのか、 よくわかっていないのです。 なぜでしょう? 文章題を解くとき(もしくは、文章を読んでいるとき)の 子どもの頭の中身が見えていないからです。 解ける子はすぐにさっと式を立てて答を出します。 解けない子は式を出すことができずに途方に暮れるだけで