元始、ブロガーは実に太陽であった。真正の人であった。 今、ブロガーは月である。アフィリエイトに依って生き、PV数によって輝く、病人のやうな青白い顔の月である。 「読まれるテキストは読者へのおもてなしの構造を持っている」という記事を読んで mizchi.hatenablog.com この記事、はてブでは主に文章作法として読まれたりして、そしてそういう面から論評する記事とかもある*1わけだけれど、著者が本当に言いたいことは、下記を読むと、むしろそういう文章技法が求められる、日本のウェブ空間への苛立ちのように思えてならないのです。 大学生だった当時、梅田望夫の本を読んではてなにやってきた僕は、ブログ論壇への憧れだけがあって、技術者にもなれず、時流のテーマに対して書くべきテーマを持たず、ただ実家の宗教に対する恨みだけを書き綴っていた。 なぜ僕がそんな読み方をするかといえば、それこそ、「はてなブログ