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戦争とbookに関するzerosetのブックマーク (7)

  • 入り組んだイスラエルの歴史、その問題を、解きほぐすように解説していくノンフィクション──『イスラエル 人類史上最もやっかいな問題』 - 基本読書

    イスラエル 人類史上最もやっかいな問題 作者:ダニエル ソカッチNHK出版Amazon2023年の10月7日に勃発した、イスラム組織ハマスによるイスラエルへの大規模攻撃。件については今なお目まぐるしく状況が動いていて日々ニュースが絶えないが、その背景には複雑な歴史や思想があって素人が理解するのは容易ではない。Web記事なども多数読んだが、まとまった情報がほしい時はやはり書籍に限る。 いくつか読んだが、中でもイスラエルの民主主義を達成させるためのNGO、「新イスラエル基金」のCEOの著者ダニエル・ソカッチによる『イスラエル 人類史上最もやっかいな問題』は今年(2023年)の2月に刊行されたばかりのノンフィクションで、現在の事態をフラットに、かといって事実を列挙するだけではない形でイスラエルーパレスチナ間の問題を説明していて、特におすすめの一冊だったので紹介したい。 著者は書を、ある特定の

    入り組んだイスラエルの歴史、その問題を、解きほぐすように解説していくノンフィクション──『イスラエル 人類史上最もやっかいな問題』 - 基本読書
    zeroset
    zeroset 2023/11/01
    "双方の過激主義者は、いずれもこの紛争を、解決できないだけでなく解決すべきでないゼロサムゲームと見ていた"
  • 兵器への偏愛が生んだ一編の批評|ちくま新書|大塚 英志|webちくま

    戦時中、少なからぬ人々が、頭上を飛ぶB-29を見て「美しい」という言葉を残していました。人を殺す兵器を見て美しいと感じる、その感覚と深く向き合った『B-29の昭和史』の書評を、大塚英志さんに執筆していただきました。PR誌「ちくま」に掲載したものより少し長い、完全版です。 ぼくは言うまでもなく「おたく」の類だが、ミリタリー方面には疎く、手先が不器用でプラモデルも苦手だ。模型雑誌に一瞬手を出した時があったが、もっぱら海洋堂の綾波レイのガレージキットの情報が目当てで、買って箱ごと観賞用に飾るだけだった。それでもナチスドイツの戦車や飛行機の模型写真に思わず見とれる時があった。思想的にはぼくはベタなサヨクだが、その「思想」に反して、兵器のデザインを「美しい」と思うことがある。ぼくと比較するのはあまりに不遜だが、宮崎駿もその左派的発言とミリタリーマニアぶりの解離はよく知られている。若き日の宮崎がミリタ

    兵器への偏愛が生んだ一編の批評|ちくま新書|大塚 英志|webちくま
    zeroset
    zeroset 2023/07/27
    兵器の「機能美」とはプロパガンダの産物ではないかという視点。読んでみたい。/一方、夕焼けが美しいのは「人の生」からかけ離れているからだ、と橋本治が言った様に「人でなしの美」とでも言うべきものもあるかも
  • 「呪い殺してやる」地獄の叫び…原爆投下から3日間の手記が書籍に | 毎日新聞

    立川裕子さんが被爆から3日間の体験をつづった手記。2021年7月に寄贈した長崎原爆資料館で保管されている=長崎市で2022年7月23日午後2時43分、樋口岳大撮影 長崎市の立川裕子さん(91)が被爆してから3日間の経験をつづった手記が今夏、「原爆日記」として書籍化された。被爆後、治療のため休学した半年の間につづったもので、生々しい記憶や素直な思いが記されている。刊行したフリーディレクターの吉村文庫さん(60)=同市=は「被爆者が高齢化する中で貴重な記録。全文を読み、被爆の実相を知ってもらいたい」と話す。 立川さんは長崎県立長崎高等女学校の生徒だった14歳の時、爆心地から約1・2キロ北の三菱重工長崎兵器製作所大橋工場で動員中に被爆。血まみれになり、刺さったガラス片が体内に入るなど重傷を負った。同僚と救援列車で郊外に避難しようとしていた8月10日未明、血なまぐささとうなり声に満ちた車内で女性ら

    「呪い殺してやる」地獄の叫び…原爆投下から3日間の手記が書籍に | 毎日新聞
  • 【KADOKAWA】今こそ戦争について、考えよう

    現在、世界各地で起こる戦争や紛争は、 人々の尊い命や長年築き上げられてきた文化を脅かしています。 KADOKAWAグループでは、戦争や平和について考える一助としていただくため、 長く読み継がれてきた名作、新刊の話題作9作を期間限定で無料配信いたします。 あわせて、人道支援を目的とする活動への募金を受け付けます。 ご協力のほどよろしくお願いいたします。 第二次世界大戦の敗北は、軍事力の敗北であった以上に、私たち若い文化力の敗退であった。私たちの文化戦争に対して如何に無力であり、単なるあだ花に過ぎなかったかを、私たちは身を以て体験し痛感した。西洋近代文化の摂取にとって、明治以後八十年の歳月は決して短すぎたとは言えない。 にもかかわらず、近代文化の伝統を確立し、自由な批判と柔軟な良識に富む文化層として自らを形成することに私たちは失敗して来た。 そしてこれは、各層への文化の普及浸透を任務とする出

    【KADOKAWA】今こそ戦争について、考えよう
    zeroset
    zeroset 2022/05/11
    マンガでは『石の花』『戦争は女の顔をしていない』『はだしのゲン』、小説では『1984』『太陽の子』等が無料配信とのこと。会員登録への呼び水という面も当然あるだろうが、選定含めいい試みだと思う。
  • これはひどい──『動くものはすべて殺せ――アメリカ兵はベトナムで何をしたか』 - 基本読書

    動くものはすべて殺せ――アメリカ兵はベトナムで何をしたか 作者: ニック・タース,布施由紀子出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2015/10/02メディア: 単行この商品を含むブログ (1件) を見るこれはひどいとしか言いようがない。 書はアメリカ兵によるベトナムでの残虐な行いを軍による調査資料と、現地の人々や帰還兵へのインタビューから炙りだした一冊である。もちろん人が殺し合う戦争という極限状況において強姦や無意味な殺戮、拷問といったことが起こることは仕方がないとは言わないまでも「そういうこともあるだろう」と納得する部分もある。 あるが、書の面白さはそのようなある種の前提を悠々と超えて「これはひどい」と思わせる点にある。その上、ベトナム戦争で行われていた残虐行為がこれまではほとんど表沙汰にならなかったのも「これはひどい」と思わせるものだ。『ベトナム戦争が勃発して以来、この扮装を

    これはひどい──『動くものはすべて殺せ――アメリカ兵はベトナムで何をしたか』 - 基本読書
  • 田中利幸、『知られざる戦争犯罪 日本軍はオーストラリア人に何をしたか』、大月書店 - Apeman’s diary

    連合国のうち欧米諸国の捕虜に対する虐待・残虐行為としては泰緬鉄道建設のための強制労働、バターン死の行進、九大医学部生体解剖事件など広く知られているものもある一方、関係者以外にはほとんど知られずに終わっているものもある。書が扱っているのは後者に属する、ボルネオ島サンダカン捕虜収容所に収容されたオーストラリア軍、イギリス軍将兵の体験である。このようなブログを運営していると大抵のことには驚かないようになるのだが、書で扱われている事例は想像を絶する。1943年9月の時点で約2500名いた捕虜のうち、戦後まで生き延びたのがわずか6名だったというのである。あまりにも生存者が少なく、かつあまりにも過酷な体験であったため、かえって知られることがなかったと言うわけである。上のエントリでとりあげた『現代歴史学と戦争責任』で吉田裕が紹介している(98-9頁)ことであるが、ドイツ軍の捕虜となった英米軍将兵の死

    田中利幸、『知られざる戦争犯罪 日本軍はオーストラリア人に何をしたか』、大月書店 - Apeman’s diary
    zeroset
    zeroset 2007/08/29
    生存率わずか0.24%だったというサンダカン捕虜収容所や、人肉食事件などについて
  • 男爵ディーノ_「本当の戦争」メモ

    当の戦争」は戦争に関する437の質問に回答するもので、たとえば Q:戦争に行った時、負傷したり死んだりする可能性は? A:歩兵なら20%、歩兵以外なら2%。(←僕の要約) このようにシンプルに答えられています。 こういった知識は何か物を作る時には参考になるし、また消費する(映画を見る、漫画を読む)時にも、より深い味わい方を可能にすると思います。 ここでは(この図書館に返却する前に)特に記憶に残しておくべき個所をピックアップしたいと思います。 ※このでは基的にアメリカ軍の話をしています ・世界が平和だった期間は3400年のうち268年。 ・2003年初頭の時点で行われている戦争は30箇所 ・女性も男性同様戦える ・アメリカ軍は自軍の損害の10~20倍の損害を相手に与える強さがある ・新兵訓練ではわざと失敗させ、侮辱し、新兵の自尊心を叩き潰して権威に反抗できないようにする。 ・基礎

    zeroset
    zeroset 2005/10/13
    「全体の2%ほどが「生まれついての殺し屋」で、これらの人々が殺傷した敵兵のおそよ50%を仕留めている」!
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