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2007年8月29日のブックマーク (1件)

  • 田中利幸、『知られざる戦争犯罪 日本軍はオーストラリア人に何をしたか』、大月書店 - Apeman’s diary

    連合国のうち欧米諸国の捕虜に対する虐待・残虐行為としては泰緬鉄道建設のための強制労働、バターン死の行進、九大医学部生体解剖事件など広く知られているものもある一方、関係者以外にはほとんど知られずに終わっているものもある。書が扱っているのは後者に属する、ボルネオ島サンダカン捕虜収容所に収容されたオーストラリア軍、イギリス軍将兵の体験である。このようなブログを運営していると大抵のことには驚かないようになるのだが、書で扱われている事例は想像を絶する。1943年9月の時点で約2500名いた捕虜のうち、戦後まで生き延びたのがわずか6名だったというのである。あまりにも生存者が少なく、かつあまりにも過酷な体験であったため、かえって知られることがなかったと言うわけである。上のエントリでとりあげた『現代歴史学と戦争責任』で吉田裕が紹介している(98-9頁)ことであるが、ドイツ軍の捕虜となった英米軍将兵の死

    田中利幸、『知られざる戦争犯罪 日本軍はオーストラリア人に何をしたか』、大月書店 - Apeman’s diary
    zeroset
    zeroset 2007/08/29
    生存率わずか0.24%だったというサンダカン捕虜収容所や、人肉食事件などについて