宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4日、都内で「JAXAシンポジウム2006 宇宙航空最前線レポート」を開催した。陸域観測技術衛星「だいち」と小惑星探査機「はやぶさ」の各プロジェクトマネージャが登壇、ノンフィクション作家の山根一眞氏が聞き手となって、トークショー形式で進められた。後半では、宇宙でのロボット利用についてのパネルディスカッションも行われ、北野宏明氏からは"宇宙版ロボカップ"についての発言も飛び出した。 挨拶に立つ立川敬二・JAXA理事長。JAXAシンポジウムは、昨年に続き2回目の開催となる 会社勤めの人も参加しやすいようにと、午後5時からの開会となった。会場には年配の人が目立った 「だいち」の使い方いろいろ 最初のゲストは、陸域観測技術衛星「だいち」のプロジェクトマネージャである富岡健治氏と、その研究領域リーダーである島田正信氏。 聞き手の山根氏(左)に、富岡プロマネ(中央)と