坂本龍一、33年ぶりにアニメーション映画音楽に挑戦 最近は「音楽が少ない映画が好き」33年ぶりにアニメーション映画の音楽を手掛けた坂本龍一(2020年3月撮影)シリーズ累計200万部を超える宮西達也氏による絵本「ティラノサウルスシリーズ」を映画化した「さよなら、ティラノ」が、12月10日公開される。日本&中国&韓国の合作で製作、そして日本が誇るアニメーションスタジオ・手塚プロダクションがアニメーション制作を担った長編アニメーション映画だ。「王立宇宙軍 オネアミスの翼」以来33年ぶりにアニメーション映画の音楽を手掛けた坂本龍一に話を聞いた。(インタビュー・撮影は2020年3月に行われたもの) ――これまで数々の映画音楽を手掛けられていますが、今回久々にアニメーション映画の音楽を引き受けられた理由を教えてください。 決め手は、手塚プロさんからオファーが来たからです。手塚治虫さんの仕事なのかと思