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biologyとreviewに関するzerosetのブックマーク (5)

  • 書評 「魚にも自分がわかる」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    魚にも自分がわかる ──動物認知研究の最先端 (ちくま新書) 作者:幸田正典筑摩書房Amazon 書は最近毎年のように動物行動学会でホンソメワケベラの認知能力(特に鏡像自己認知能力)について驚きの発表を行っている幸田正典の手になる一冊.まさにそれら一連の研究結果がまとめられた書籍になる. 冒頭の「はじめに」において,10年前に「魚が鏡像自己認知できる」ことを発見したが,それは当時常識を逸脱した内容とされ,なかなか受け入れられなかったこと,そして当時はガリレオの心境だったことが述べられている.しかし著者はこれを乗り越えて,追試を含めて次々に驚きの発見を続けていく.書のその発見と主流への挑戦の物語りになる. 第1章 魚の脳は原始的ではなかった 第1章は物語の前段である,「なぜ『魚などに鏡像自己認知できるはずがない』という『常識』が形成されていたのか」が解説される.それは脊椎動物の脳について

    書評 「魚にも自分がわかる」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • 1615夜 『生命と地球の歴史』 丸山茂徳・磯崎行雄 − 松岡正剛の千夜千冊

    あのころは類書があるようで、なかった。 だからいままでずいぶん多くの諸君に「このはぜひ読むといい」と薦めてきた。ダイナミックな地球生命観をもつための門を蒙(ひら)くキーブックを選ぶなら、書はまちがいなくそこに入る。 地球科学のや生命化学のはいくらもあるし、地球にどのように地質変化がおこってそこからどのように生物が誕生進化してきたかを述べているは、少なくない。けれどもかなりの実証的な調査研究にもとづいて、しかもかなりの見方に独創が加わっているとなると、ましてそれを日人の科学者がまとめたものとなると、あまりなかった。1998年の著書だった。 海洋研究開発機構の研究者に高井研という地球生物学者がいる。まだ40代だ。2011年に『生命はなぜ生まれたか』(幻冬舎新書)を書いた。なかなか痛快ななのだが、こののなかで高井は書が自分にとっての先駆的で決定的な一冊になったと述べている。 丸

    1615夜 『生命と地球の歴史』 丸山茂徳・磯崎行雄 − 松岡正剛の千夜千冊
  • 『ルィセンコ主義はなぜ出現したか:生物学の弁証法化の成果と挫折』書評 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    藤岡毅 (2010年9月25日刊行,学術出版会,東京,283 pp.,体価格3,800円,ISBN:9784284102858 → 目次|版元ページ) 新幹線車中にて読了.第二次世界大戦敗戦後の日で流行した「ルィセンコ主義」について,ソヴィエト国内の原典を読み解きつつ,この生物学史エピソードの深層に切りこんだ新刊.とりわけ,「ルィセンコ主義」前夜にあたる1920〜30年代のソヴィエト国内での「文化革命」に関する記述は圧巻だ.デボーリン派 vs. ミーチン派の論争については中村禎里『ルィセンコ論争』(1967年,みすず書房)の冒頭で簡単に触れられていたが,書ではそれを中核に据えて論争の経緯を詳細にたどっている.遺伝学に関する科学論争が,しだいに共産主義をめぐる政治論争に変貌していくさまはとても強い印象を残す.研究レベルの高かったソヴィエト遺伝学がいかにして「ルィセンコ主義」の擡頭のもと

    『ルィセンコ主義はなぜ出現したか:生物学の弁証法化の成果と挫折』書評 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek
    zeroset
    zeroset 2010/09/26
    「「徳田御稔」・「ルイセンコ主義」・「ミチューリン会」など,戦後日本の生物学のエピソードについては,生き証人たちがこの世からいなくなる前に証言を集めておかないと困るだろう」
  • [科学に佇む心と身体] - FC2 BLOG パスワード認証

    zeroset
    zeroset 2007/09/24
    奇形、先天障害、それとも肉体的な多様性。ヒトの遺伝的変異に関する本三冊の紹介
  • http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1069.html

    zeroset
    zeroset 2005/10/26
    松岡正剛による、幾分批判的なレビュー
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