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ブックマーク / k-zakko.hatenablog.com (10)

  • 堅い本命レースは売上が上がるか? - 競輪雑考

    命選手の力がダントツで皆がその選手で間違いないと思うような堅い命レースは、他のレースに較べて売上が多いという話をよく聞く。大口で勝負する客が1番人気にどかんと張るから、あるいは、だれが勝つのか「分かりやすい」ので車券を買いやすいから売上が増えると言う。反対に、命不在の実力伯仲の穴レースは、どれが来るか分からない難しいレースで売上が上がらないという意見もある。 これらの言説は当だろうか。実際に競輪の売上のデータを調べて確かめてみた。 堅い命 まず、堅い命レースを次のように定義しよう。確定オッズで2車単の1番人気が低配当であるレースを堅い命レースとする。例えば、2車単1番人気が2.0倍しかつかないレースは堅い命レースである。 この1番人気はその目で決まったかどうかは関係ないことに注意されたい。レース結果に関わらずオッズで人気が偏っていれば命レースとみなす。 データ 2010年

    堅い本命レースは売上が上がるか? - 競輪雑考
    zevon
    zevon 2011/09/22
    大昔は売れたのかもしれないけど、今は条件がいろいろ違うよね
  • 競輪入門-ライン戦とは何か - 競輪雑考

    このエントリでは、競輪を知ったばかりの初心者に対して競輪のレースがどのように行われるかを解説してみる。競輪の大きな特徴であるライン戦について、特に掘り下げて詳しく述べる。ライン戦の質を原理的に理解してもらうのが狙いである。 専門用語の解説や車券の種類とかユニフォームの色とか基的な知識については書かない。それらはweb上を検索すれば簡単に知ることができる。 google:競輪 入門] [google:競輪 講座] [google:競輪 用語 また、レース映像もネット上にたくさんある。 KEIRIN.JP 過去の開催のレース結果のページ(例)に行くと「レースダイジェスト」動画がある KEIRIN.JPストリーム KEIRIN.JPストリーム終了のお知らせ ライブと過去レース動画検索 youtubeで競輪を検索 内容 空気抵抗 先行と追い込み 3人の競走 追い込み選手 競りとブロック 目的

    競輪入門-ライン戦とは何か - 競輪雑考
    zevon
    zevon 2010/12/03
    知的好奇心のある人には是非読んでもらいたい。競輪再入門にも。
  • 3連単が売れる理由 - 競輪雑考

    競輪の7賭け式の売上げシェアで示したように3連単は他の賭け式に比べて圧倒的に売れている。エントリではその理由を考察してみる。 優れた予想能力を持つ投票者にとって有利 3連単は最も有利な賭け式だで述べたように、レースギャンブルにおいてはより多くの選択肢を持つ賭けの方が投票者の予想能力を発揮しやすい。例えば2車単は1着、2着を当てる能力が必要だが、3連単はそれらに3着を当てる能力が加わる。優れた予想能力を持つ投票者は3着を当てることで他の投票者に差をつけるチャンスが生まれる。反対に言えば、能力の劣る投票者は不利な3着を選んでしまうので2車単より大きく負けることになる。 以上の事実に気づいた優秀な投票者は3連単を買うようになったのだろう。また、はっきりと理論的に理解していなくとも3連単の方が良い結果を残せると分かった者もいただろう。さらに、3連単の結果がはっきり良くなったわけではないが2車単よ

    3連単が売れる理由 - 競輪雑考
    zevon
    zevon 2009/11/17
  • 競輪の7賭け式の売上げシェア - 競輪雑考

    7つある競輪の賭け式の売上げのシェアを調べてみた。さらにシェアの時間推移をグラフにした。 2008年のシェア 競輪見太郎のデータを基にした。重勝式を除く7賭け式が発売されていて7賭け式が全て成立したレースの売上げを対象にする。2008年(1月〜12月)の売上げのシェアを大きい順に下表に示す。 賭け式 シェア(%) 3連単 70.5 2車単 18.2 3連複 6.0 2枠単 1.9 2車複 1.7 2枠複 1.3 ワイド 0.5 3連単が圧倒的な70%の支持を得て2位の2車単の18%を引き離している。3位の3連複は大きく離されて6%で、4位以下は非常に少ないシェアで2枠単、2車複、2枠複、ワイドの4つ合わせても5.3%である。 シェアの時間推移 次に、2003年から2009年の各年のシェアの推移を見る。7賭け式が導入されたのは2001年11月の立川からだが、2002年は移行期で従来の賭け式の

    競輪の7賭け式の売上げシェア - 競輪雑考
  • Greasemonkeyスクリプト、extend-keirin-racememberの改良版公開 - 競輪雑考

    先日公開した、KEIRIN.JPの出走表ページに「コンピュータ並び予想」を加えるGreasemonkeyユーザスクリプトextend-keirin-racememberで、新たな機能を加えた改良版を作った。 機能 並び予想 これは前版と全く同じである。 出走表を見やすく表示 競走得点に順位を付ける そのレースのメンバの中での競走得点の順位を括弧付けの数値で得点の前に表示する。1-3位までを赤太字で、4-6位までを太字で表示する。得点は値そのものよりもメンバ間での順位の方が予想の上では重要だと思う。これでどの選手が一番点が高いのかを自分で割出す手間が省ける。 「0」、「0.0」を「.」に替える 表にある数値にはゼロが多い。これをピリオドで置き換えることでゼロ以外の数値が浮かび上がって見やすくなる。 脚質=「追」を「.」に替える 前項目と同じ意味で、数の多い「追」を目立たなくする。同時に「逃」

    Greasemonkeyスクリプト、extend-keirin-racememberの改良版公開 - 競輪雑考
  • 「大数の法則で回収率は75%になる」? - 競輪雑考

    競輪競馬のような公営競技は控除率が25%であり、誰でも長く続けていれば大数の法則で回収率は75%に収束していく。だから必勝法は存在しない。 という話がいろんな所に書いてある。例えば、「大数の法則 控除率」というキーワードでwebを検索すればいっぱい出てくる。これは当だろうか。結論から言うと間違いだ。間違っていることを解説したページもたくさんあるので詳しくは述べないが、各人の回収率の期待値はその人の予想の能力によるのでまちまちであり、全員が75%であるはずはないからだ。賭け金の総額に対して75%が還元されるのは間違いないが、長期的にある人は回収率が60%になり、ある人は90%になり、またある人は120%になっても何ら問題はない。そして長期的に100%以上の回収率になる人がいれば、その人の買い方は必勝法であると言える。すなわち必勝法はありえる。 ただし、特別なある条件が成り立っているときこの

    「大数の法則で回収率は75%になる」? - 競輪雑考
    zevon
    zevon 2009/06/06
  • 落車、失格の発生頻度の時間的推移 - 競輪雑考

    元にした資料 経済産業省サイトの車両競技分科会の議事録を公開しているページにある第4回競輪小委員会(H13.7.10)での配布資料(pdf)の15、16ページに、昭和63年度(1988年)から平成12年度(2000年)までの落車と失格の発生件数が書かれている。 また、KEIRIN.JPで公開されている競輪見太郎用データを集計することで、2002年から現在までの落車、失格の発生状況が詳しく把握できる。 年度ごとの落車、失格 これらの資料からデータをまとめて以下の表を得た。 年度 レース数 落車人数 落車レース数 失格レース数 落車率(%) 失格率(%) 1988 39549 5903 3112 2085 7.87 5.27 1989 39931 6233 3223 1615 8.07 4.04 1990 39720 5599 2944 1593 7.41 4.01 1991 40039 47

    落車、失格の発生頻度の時間的推移 - 競輪雑考
    zevon
    zevon 2008/09/21
    貴重データ
  • 「知への意志」 - 競輪雑考

    犯罪を処罰するコストとその社会的利益が見合うようにルールを決めるべきであり、麻薬は禁止しないで市場で流通させ、その価格を管理したほうが効率的だ。 http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/65ab346a03a4a31c52d8cf0925df4289 競輪ではこれはやってるなあと思った。「競り、捲りをブロック」などの故意接触プレイは禁止しないで競走で行わさせ、そのペナルティーを管理している。 故意接触プレイは競輪をおもしろくする要素でもあり、それが犯罪だと言っているわけではないが、野放しにすると混乱を招くという意味で同じだ。 故意接触=失格というナイーブなルールにすると、接触プレイが故意かどうかという微妙でむずかしい判定を行うコストがかかり、そんな判定を受け入れなければならない客は不満がつのり不利益を被る。 現状の、多少の故意接触は軽いペナルティー(重注、走注

    「知への意志」 - 競輪雑考
    zevon
    zevon 2008/09/06
    とっても同意!
  • 筋車券の分析 - 競輪雑考

    競輪ではラインが重要でラインにおける位置(番手)が良い着に直結する。車券的にも、1、2着に絡む選手が同一ラインに属する可能性が高いことが大きな影響を与えている。ここでは、1、2着した選手のライン上の位置がどうなっているか、筋車券の発生確率などをレース記録から調べてみる。 並びデータ KEIRIN.JPで公開されるデータだけでは周回中の並びが分からないので、ライン、筋車券の分析はできない。そこで並びデータを別に用意する必要がある。基は、レース前にマスコミが予想の一部として提供される並びを収集する。他にも選手紹介や専門紙で公開されるレース結果などを利用する。具体的にはネットで競輪のデータを取得するに書いた通りだ。 ライン構成のデータの例を下に示す。 51 9 426 738 数字は車番で空白文字がラインとラインの境界を表す。"51"や"426"がラインで、"9"は単騎だが便宜上長さ1のライン

    筋車券の分析 - 競輪雑考
    zevon
    zevon 2008/04/26
  • ランダム方式の重勝式 - 競輪雑考

    サッカーくじのBIGが話題になったとき、キャリーオーバーがどんどんたまって行くと期待される回収率も高くなり、ついには1.0を越えるのではないか?、などと考えていた。しかしこれが間違いであることが、稲NFLの下記のエントリを読んで分った。 サッカーくじ(toto)のBIGは損するだけ サッカーくじ(toto)BIG:1等は何出るのか? サッカーくじ(toto)BIG攻略法:キャリーオーバー・売り上げ・ペイアウト率の関係 簡単にまとめると、BIGはランダムに買い目が選ばれるので1票が1等になる確率は常に一定でP=1/3^14である。また的中したときの配当倍率には上限があって6億円/300円=2e6倍*1である。従って1等の期待回収率の上限は、P*2e6=0.418となる。2等以下の払い戻しに全売上の10%があてられるのでそれを加えて0.518がBIGの期待回収率の上限になる、ということだ。

    ランダム方式の重勝式 - 競輪雑考
    zevon
    zevon 2008/04/04
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