オーストラリア・シドニーで開かれた、「児童性的虐待への機関の対応を調査する王立委員会」による豪軍への公聴会で発言するアンガス・スチュアート弁護士(2016年6月21日撮影)。(c)AFP/ROYAL COMMISSION INTO INSTITUTIONAL RESPONSES TO CHILD SEXUAL ABUSE/JEREMY PIPER 【6月21日 AFP】1960年代から80年代にかけてオーストラリア軍に所属した10代の訓練兵たちが、入隊の際の「通過儀礼」的な習わしとして互いを強制的にレイプさせられていたことが、児童の性的虐待に関する公式調査の結果として21日、明らかにされた。 豪政府が児童に対する性的虐待疑惑を調査するため2013年に設置した「児童性的虐待への機関の対応を調査する王立委員会(Royal Commission into Institutional Respon