「空気が読めない」「集団行動が苦手」と悩んでいる人、周りにいませんか?もし、あなたや、あなたの大切な人が“大人の発達障害”と診断されたら、どうしますか?いま、あるプログラムが注目を集めています。(おはよう日本 池内由宇記者) “大人の発達障害”は、子どものころは見過ごされ、大人になって初めて診断される発達障害です。 発達障害は、病気ではありません。 生まれつき、脳の機能の発達に偏りがあることを言います。 例えば、報告・連絡・相談がうまくできなかったり、こだわりが強く、周りの状況が分からなくなったりして、悩みを抱える大人が多くなっています。 東京都発達障害者支援センターによると、20代~50代の「働く世代」からの電話相談件数が、この10年で約10倍に増えました。専門的な診断ができる病院でも受診する大人が急増しています。特に多いのが、仕事でうつ病になるほど追い詰められ、その治療を続けるな