SPIとはSerial Peripheral Interfaceの略です。 太字で書きましたが、略などどうでもいいです。 基板上のIC間で使われるシリアル通信の規格の一つです。 この通信は同期型です。 同期型とは時間を計る必要がない通信を意味します。 「同期」というといかにも時間を計ってそうに聞こえますが、これはMicrochipの罠です。 時間を計らないのが同期型です。 通信には3本の線を使います。 3本と聞くと「RS232Cも3本(Tx, Rx, GND)だったから同じ?」と思った人はMicrochipの罠にはまっています。 SPIは同じ基板中のICの通信なのでGNDが共通になっていることが前提になっています。 なのでそういう意味では4本です。 GNDの他に、送信用、受信用の線とクロック用の線があります。 通信をするもののどちらかがクロック信号を出します。 クロックを出す側をマスター