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現在広く普及しているメモリカードのひとつに、SDメモリカード(Secure Digital Memory Card)があります。SDメモリカード(以下SDCと表記)は、マルチメディアカード(Multi-Media Card、以下MMCと表記)上位互換のシステムとして開発されたもので、SDC対応機器はいくつかの考慮だけでMMCを同じソケットで使うことができます。これらのメモリカードには、機能はそのままで外形だけ小型化されたバリエーションがあります。MMC/SDCは内部にマイコンを持ち、フラッシュ メモリの制御(消去、書き込み、エラー制御、消耗均等化など)は内部で完結しています。データの読み書きは基本的にブロック(512バイト)単位となり、この点でハードディスクなどの汎用ストレージデバイスと変わるところはありません。ファイルシステムにはFATまたはexFATが採用されています。 現在、MMCは
SDカードインターフェースの調査 SDカードをSTM8Sにつないでみたいので、まずは仕様を調査した. SDカードにはSPIインターフェースと、そうでないSD独自のインターフェースがある. 以下ではSPIインターフェースだけについて解説する. SD cardのピンアサイン 下図はBOTTOM VIEWです.当サイトではSPIモードでSDカードを駆動しますので、1~7ピンだけしか使いません. microSD cardのピンアサイン 下図はBOTTOM VIEWです.当サイトではSPIモードでSDカードを駆動しますので、2~7ピンだけしか使いません. SD-->microSDの変換アダプタの結線 BOTTOM VIEWにて、下図の置き方で見て、 SD → microSD SPIで使うピン 8 DAT1 8 7 DAT0/MISO 7
MicroChip社のPICは、入門用のPIC16F84Aから、PIC18Fなどの多くの製品がラインナップされ ています。 プログラム書き込みが、シリアルプログラミングであることから、取り扱いも容易で、ISP(In System Programing)も可能です。
PICで気圧、温度、湿度計 by 24FJ64GA004 SDカードに記録する その3 FAT16ファイルシステムを狙い撃ちする実験 PIC24FJ64GA004で、Microchip社提供の強力で巨大なAPI「Memory Disk Drive File System Library」を使って、SDメモリーカード上のFAT16ファイルシステムにアクセスしようと試みましたが、いくらやってもうまくいきません。どうしてもMMCモードからSPIモードへの移行が出来ないのです。私のPICやC言語に対する未熟さが露呈してしまった感じです。 ところが、同じハードウエアで、同じTranscend社の2GB SDメモリーカードに、個人のサイトで公開していた512バイトブロックリードライトのサンプルプログラムならば、ちゃんとMMCモードからSPIモードへ移行でき、さらに、512ブロックのリードもライトも問題
CMD0は、電源投入後にSDカードに対して必ず発行しなければなりません。CMD1はカードのモード設定などの初期化プロセスを起動させるコマンドです。CMD1のレスポンスにより初期化プロセスが終了したかわかりますので何回も発行してレスポンスを見ます。詳しくは後ほど説明しますが、CMD0発行後にCS端子をLOWの状態でCMD1を発行するとSPIモードへ移行します。先に説明したSDHCタイプのカードや、MMCモードの場合はこの初期化手順が大きく異なります。 <コマンドのレスポンス> 全ての操作はマスタであるdsPIC側からのコマンド発行により始められます。上のコマンド(詳しい発行の仕方は後ほど)を発行すると、SDカード側はコマンドが受け入れられたかどうかをとりあえず返します。これをコマンドのレスポンスと言います。 レスポンスにもフォーマットがあり、R1、R2、R3という種類のフォーマットタイプがあ
「SDカードからデータを読み出したい」という願望は電子工作をやっているといつしか出てくるものです。 しかしどうすればいいのか、何が必要なのかという事はなかなか知る方法がありません。 また、SDカードから情報を得るためには2つの難関を突破しないといけないのです。 (1)マイコンとSDカードの通信 (2)ファイルシステム マイコンとSDカードを通信で繋ぐ場合、工作レベルで用いられてる方法に「SPI通信」があります。 SPIはマイコンに搭載された機能により、簡単に通信が確立されるのです。 更に高速にアクセス出来る「MMCモード」というものが存在しますが、ここでは紹介しません。 まずは簡単にマイコンからSDカードのデータにアクセスしましょう。 (2)のファイルシステムが難解中の難解でした。マイコンとSDカードが通信出来たとしても、 カードの中身を読み出すことが出来ないからです。パソコン等で主に用い
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