Strange Mapsから アメリカ南部の地図です。青と赤はそれぞれ、2008年の大統領選でオバマが勝ったあるいはマケインが勝った郡です。色の濃さは得票率の差。黒丸は南北戦争前の1860年での綿生産が行われていた場所。150年もの時を隔ててのこの相関はちょっと驚きですが、StrangeMapsはこの相関の原因は黒人票だろうと言っています。綿生産は黒人奴隷に依存していましたから、かつての生産地では今でも人口に占める黒人の比率が高く、そして黒人内でのオバマへの投票比率は90%を越えていますからこういう相関が生まれる、と。南部の保守派白人にしたら、親の因果が子に報い、って感じですかね。もっとも、当時は共和党が反奴隷制、民主党が奴隷制維持だったわけで、それが逆転してしまってますが。
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