ある分析哲学の本の訳者解説を眺めていたらおかしな言葉の使い方を見かけた。論理記号付きの引用は面倒なので、普通の言葉に直してみます。 xが藍トロープを持っているならば、そのxすべては青トロープを持つ これを認めてしまったら、トロープ概念を普遍問題に持ち込む意義が失われてしまう。トロープとは(主に私たちに感じられるような)物の具体的な特性である。赤っぽい色合いとかふわっとした風合いがそうである。これだとクオリアと似ている感じもするがもちろん違う。トロープは存在論的な用語なので、むしろトロープがクオリアの源と考えた方がいいくらいだ(ただし実際にはそういう議論はあまり見ない)。だから誰にも感じられていないトロープも存在する。ここで重要なのはトロープは普遍概念的に分類される以前の物の具体的な特性であることである。だから、色トロープや形トロープなどはまだありえても、藍トロープだの青トロープだのはありえ
以前やっていた授業の内容目次(暫定的)と資料です。ここから入る資料は皆、私が今までにどこかで書いたものに基づいています。 内容目次 中世哲学の源流 初期キリスト教の思想形成: イエス以後 / パウロ思想 / ヨハネ思想 / ギリシア哲学との出会い / ユスティノス / テオフィロス etc. / トピック:無からの創造説の成立 --- cf. テルトゥリアヌス 三一論の形成: ラテン語による思索の始まり: アウグスティヌス / ボエティウス 古代末期から中世へ 中世哲学の成長 カロリンガ・ルネサンスとアルクイヌス エリウゲナ Dialectica と Theologia アンセルムス 普遍を巡る問題の登場と文法学 アベラルドゥス / アベラルドゥスの唯名論 中世哲学の展開 12世紀後半-13世紀: 大学の成立 / アラビアからの新資料 / 中世論理学の発展-> suppositio論の発
次は、「トマス・アクイナスの善の哲学」です。ラテン語と日本語の、論文になるでしょう。 これから、自分自身との、斗いです。眠っていても、その内容が、うかぶのですよ。そうして、できた論文が、「トマス・アクイナスの知の哲学」だったのですよ。それ以上の、内容に、なるとおもいます。わたくしの、本を買ってくださったかたがた。二冊めは、もっとすごいです。そうならなければならないとおもうような構想なのです。期待していてください。ただし、わたくしも、歳ですので、体力的に、書けない場合も、あります。でも、ライフ・ワークとして、どんなに短編になろうとも善と、幸福論について書かなければ.という、使命感があります。・・・二冊目。・・・人間は、なんのために、生きているのだろうか.という、高校生のときに、私自身が、悩んでいたことに、答える内容です。・・・人生はすばらしい。人間は他人のために、努力しよう。友愛こそが、すべ
長倉久子『トマス・アクィナスのエッセ研究』(知泉書館、2009)を読み始める。まだ半分ほど。著者の長倉氏は2008年1月に逝去されていて、これは古いものから近年のものまで、トマスに関する論文を編纂した一冊のようだけれど、まさに著者が後の世代に贈った遺書という感じでもある。いやいや単なる遺書という生やさしいものではないかも。これはむしろ挑戦状か。収録論文でおそらく最重要のものは、4章目の「<だ>そのものなる神」。一見するとちょっと変なタイトルに見えてしまうけれど、なんとこれ、西田哲学とトマス思想との対比を試みたもの。著者はトマスにとっての神、あるいは本源としてのesseが、西田幾多郎のいう「絶対無」と同じく、現実を支えながらそれ事態はある絶対的な断絶の向こう側にあるものを、なんとか言葉で捉えようとする思想的な試みであるとし、あえて西田哲学はそこに「無」「場所」のような概念を持ち込んでいるせい
私も調子に乗って合いの手を入れてしまったので、責任とって神学タンのキャラ設定を 神学タン 三姉妹<オーソドックス(正統派)カトリック(普遍派)プロテスタント(抵抗派)> 三姉妹はつかみ合いの喧嘩をするほど仲が悪かった。(過去形のはず…)今では仲直り計画が進行中(エキュメニズム) 三姉妹がそろって嫌いなのは無神論。 それぞれ誰が年長か?だれが一番出来のよい娘か?で喧嘩する。なお三人とも極度のファザコン。お父さん(父なる神)大好きっ子。 基本的に皆お節介(隣人愛) 以下はカトリックたんの自己紹介と姉妹紹介(他の姉妹から文句出ても知らない) 年齢ですか?他の子達よりお姉さんです(他の哲学っ子と比べて)。 特技ですか?天使を呼び出せるとかそういうことはありませんが、40人の教会博士を召喚できます。組み合わせが悪いと博士同士で喧嘩し始めるので注意が必要です。 他の子達との関係?基本他の哲学っ子は下女
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