こんばんわ。 千葉雅也の欲望年表をちょっこし書いて、ランニングをしてきた無職でござりまする。今日からは表題の本を読んでいこうと思います。わりとさらっと目に。みんな大好きゲームの本です! オリジナルは2003.2-7月に亘り執筆されて邦訳版(松永伸司訳)が昨年ニューゲ―ムズオーダーという会社から出版されていたようです。 Chapter1 序論 ここでは本書のアウトラインが提示される。 まずゲームにルール/フィクションとしての側面がある点に着目する。 これに基づいてゲームを分類すると創発型/進行型という二つの極を想定できる。 創発型とは繰り返しプレイするようなマルチプレイヤー(恐らくAIも含む)のゲームで、進行型とは一度きりクリア型のアドベンチャーゲームである。 関連する研究例えばゲーム理論は参考になる点がある。一例をあげると支配戦略のあるゲームはつまらない(例えば○×ゲーム)。またカノン的存