アメリカのバナー広告配信会社「NebuAd」が、ISPと共謀してユーザーをトラッキングしていたとして激しく非難されている(The New Zealand Heraldの記事)。 NebuAdはISPからそのユーザーのWebアクセス履歴を取得し、それを利用してユーザーの嗜好に合わせたバナー広告を配信する、というビジネスを展開している。NebuAd社は閲覧データを「個人を特定可能な形では保存しない」としているものの、この手法が「通信の秘密を侵害する」と、多方面から激しく攻撃されているようだ(japan.internet.comの関連記事、本家/.の関連記事)。 記事内では、これは一昔前の「アドウェア」がやっていることとなんら変わらない」とNebuAd社を非難しているが、Web閲覧履歴のトラッキング自体は現状かなり浸透しており、「ここまではOK」という線引きは明確に定まっていないと思われる。個人