覚醒剤を所持していたとして奈良県警は9日、覚せい剤取締法違反(所持)容疑で、大阪市大正区のバス会社「インフォマティック」のバス運転手、森永恵太容疑者(49)=同市浪速区浪速西=を逮捕した。森永容疑者は、今月6日夜に千葉県から大阪市内まで乗客38人を乗せて夜行バスを運転する前にも「覚醒剤を使った」と供述しているという。 逮捕容疑は7日午後0時5分ごろ、大阪市大正区の病院駐車場に止めた乗用車内で覚醒剤を所持していたとしている。車内からは覚醒剤0・159グラムとガラス製のパイプが見つかった。 県警によると、森永容疑者は同僚の男性(43)と2人で5日夜から高速バスに乗務。6日は午後10時20分に出発し、午前1時まで運転して同僚と交代後、午前3時50分から7時まで運転したという。