会沢高圧コンクリート(北海道苫小牧市)はバクテリアがひび割れを修復する「自己治癒」コンクリートを世界で初めて量産化する。オランダの大学が開発した技術で、札幌市に年産70万立方メートル規模の生産拠点を設けた。高い耐久性を売り物に16日から販売を始める。【関連記事】微生物がコンクリートを勝手に修復 驚異の新材料 自己治癒材会沢高圧コンクリ 技術力磨き寒冷地にも生コン自己治癒コンクリートは2014年、オランダのデルフト工科大学の研究室が開発。同社は17年に日本国内での独占販売権を取得した。同大の研究室が設立した