川崎市の聖マリアンナ医科大学病院が、新型コロナの後遺症を対象とした専門外来を設置しました。若者も深刻な後遺症に悩まされています。 病院のホームページによりますと、専門外来の設置は18日付けで、16歳以上で新型コロナと診断されてから2カ月以上経過して何らかの症状がある人が対象です。 症状により、専門医と連携して心のケアや漢方の治療などを含めた対応を行うとしています。 診察を受けるには、病院からの予約と紹介状が必要だということです。 「コロナは本当に怖いと思います、私も入院していて意識がもうろうとして1人で死んでいくのかなっていうのが怖かったです」 去年7月にコロナに感染し中等症で入院した30歳の女性です。 退院後も湿疹や、手のしびれ、それに倦怠感や味覚障害といったさまざまな後遺症が続いたといいます。 「いまだに困っているのが抜け毛と頭痛、抜け毛はコロナにかかる前の3倍くらいは抜けるようになり