6年前、28歳の秋。 友達と知人の合間くらいの同世代女5.6人くらいで集まったとき。 そのうち1人が異様に洒落た服装で現れた。他の誰かが「そのコートかわいいね!」と声をかけたら「ビンテージの服にハマってる」とのことだった。 「もう安い服とかじゃなく大事な数着を長く着続けることにした」とか語るその子を死んだ目でみながら私は「いいなあ」とか「私もそうしたいなあ」とかじゃなく「そういう人生の人は良いよね」と思った事を鮮明に覚えてる。つまりその瞬間「私の人生には関係ないことだ」とハッキリ思った。 インスタグラムでモデルが、イケてる店のオーナーなどとのツーショットを載せ「初対面なのに意気投合」などと書いているのをみるたび「そんなん無理」と思ってた。私はすぐ挙動不審になるし話術もないし小顔でもない。いわゆる“イケてる人たち”のオーラが皆無。 しかもその頃の私は毎日毎日どうでもいい服ばかり着てた。 子供
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