就職難なのに介護職員が足りないというニュースはいつも「雇用のミスマッチ」という言葉で括られる。 雇用のミスマッチという言葉は、摩擦的失業と自発的失業しかありえないとする新自由主義者の思想がちらちらして嫌な言葉である。介護に人が集まらないのはミスマッチではないだろう。 やはり集まらないものは集まらない。介護事業者はせっせせっせと就職説明会をやるが、高校生のアルバイト並みの賃金で、四大卒の資格を要求され、ガテン系労働者並みの重労働と、感情労働もさせられるのでは、そろばんに合わなすぎる。この社会にいるわずかな善意に溢れている人しか就職しないのは当たり前。 介護事業者が就職説明会を重ねるのもいいが、少し効率のよいことすべきではないか。何かといえば、そこの職員に労働組合を作らせ、全国組織に加入させ、デモや抗議行動を盛んにやらせることではないか。それで待遇が上がっていくことがわかれば、介護現場から無力
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