ついにというか、ようやくというか……。11月25日にソニーが「Reader」を発表したことにより、日本でも電子ペーパーのE Inkを採用したeBookリーダーと、日本語のeBookコンテンツを扱ったストアがセットで再び展開されることになった。 これまでは、同じE Inkを採用したAmazon.comのKindleが日本でも入手可能だが、肝心の日本語コンテンツはほとんど存在せず、一方の液晶ディスプレイを搭載したiPadもアプリ形式では日本語コンテンツが提供されているものの、iBookstoreではKindleと同様に日本語のタイトルは非常に少なかった。それに対し、ソニーのReaderでは「Reader Store」において日本語で読めるeBookコンテンツが販売され、開設当初は2万タイトル以上が用意されるという。 今回は12月10日の販売を前に、試作機に触れる機会を得たので、まずはハードウェ