「振り込め詐欺」に代わる新名称を公募している警視庁の簡易ブログ「ツイッター」に、投稿が殺到している。21日の募集開始から1週間で4千件を突破。投稿者の間では「警察主導の大喜利」と盛り上がりを見せており、警視庁幹部は「ユニークな作品が多すぎて選べない」と反応のよさに喜んでいる。 「パニック詐欺」「サギノミクス」…。ツイッター上には数分ごとに新たな書き込みが現れる。「詐欺かも詐欺」と抑止効果を意識したとみられるものから、「富の再分配」といったブラックユーモアまでアイデアは尽きない。 警視庁犯罪抑止対策本部によると、27日時点で約4千件が寄せられ、郵送でも約2千件が届いている。警視庁内でも俎上にのぼった「なりすまし詐欺」など、応募が重複するものも多いが、同本部の担当者は「先入観は無用」と話す。 中には新名称の当選を装った新たな詐欺行為を警戒する声も。同本部はツイッター上で、「考えるきっかけにした