車両の速度違反を自動的に取り締まる装置「オービス」を使ったスピード違反の摘発件数が、2割近く減少していることが分かった。機器が故障しても高額で取り替えられないことや、オービスの位置情報がわかるスマホアプリなどが普及していることが原因だという。MSN産経ニュースは警察庁への取材で明らかになった内容を次のように報じている。 オービスは全国約700カ所に設置されているとされる。警察庁によると、全国のオービスによる取り締まり件数は、平成20年は9万3269件だったが、昨年には7万3075件と22%も減少。20年の取り締まり件数が1万1127件で全国最多となった兵庫県警も例外でなく、昨年は25%減の8343件となった。 (MSN産経ニュース「壊れたまま・設置場所バレバレ...オービス役立たず スピード違反摘発減少」より。)