タグ

ブックマーク / movie.maeda-y.com (13)

  • 超映画批評「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」30点(100点満点中)

    「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」30点(100点満点中) 監督:樋口真嗣 出演:三浦春馬 長谷川博己 水原希子 ファンをないがしろにした報い 諫山創の人気漫画の実写映画版として期待されていた前編「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」は、当サイトの批評文に樋口真嗣監督が激しく反応したことで炎上騒動を巻き起こした。関係者やスタッフの度重なる燃料投下でそれは大火となり、結果として初動50億の興収を期待されながらいまだ30億程度と、ファンにそっぽを向かれる結果を招いた。今頃映画会社の偉い人たちは、頭を抱えていることだろう。 100年以上ぶりに現れた人い巨人たち。崩壊した壁を修復すべく調査兵団が奮闘する中、アルミン(郷奏多)をかばったエレン(三浦春馬)はなぜか巨人化し、他の巨人を攻撃し始めた。それを見た人類側の生き残りは、敵か味方かわからぬエレン

    zorio
    zorio 2015/09/13
    映画本編の話が全体の2割ぐらいしかないのが大変味わい深い。
  • 超映画批評「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」35点(100点満点中)

    映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」35点(100点満点中) 監督:高橋滋春 声の出演:戸松遥 関智一 消費物の最高峰 日映画界に君臨する東宝が、公開2日間で16億円という史上最高の結果をたたき出した「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」。「アナ雪」のヒットが記憶に新しい2014年の最後に、これまたとんでもない大物が潜んでいた。 ケータ(声:戸松遥)が睡眠中、なぜか妖怪ウォッチが消えてしまう。それとともにジバニャン(声:小桜エツコ)やウィスパー(声:関智一)ほかともだち妖怪の記憶さえなくしてしまう。直後に現れた超巨大妖怪デカニャンに対峙するさなか、そのことに気づき愕然としたケータは、わずかな手がかりをもとにおばあちゃんの住むケマモト村に向かうのだった。 小学生に爆発的なブームを巻き起こしている妖怪ウォッチの、満を持した劇場版である。事前に誰もが、こいつはとんでもないヒッ

    zorio
    zorio 2014/12/29
    これはなるほどと思った。
  • 超映画批評「ガッチャマン」4点(100点満点中)

    「ガッチャマン」4点(100点満点中) Gatchaman 2013年8月24日公開 全国東宝系 2013年/日/カラー/113分/配給:東宝 原作:竜の子プロダクション 監督:佐藤東弥 脚:渡辺雄介 スタントコーディネーター:小池達朗 キャラクターデザイン:荒牧伸志(『APPLESEED』監督) VFX:白組 キャスト:松坂桃李 綾野剛 剛力彩芽 濱田龍臣 鈴木亮平 光石研 剛力ジュンが、原作ファンを過激に挑発 先ほど更新した「スター・トレック イントゥ・ダークネス」の記事で、「邦画エンタテイメントはハリウッドに比べて社会問題をテーマにするのが下手」と述べたが、その典型例がこれである。しかも、娯楽と時事性を高度に両立させて国の批評家筋から高い評価を得た前者と同週公開とは皮肉である。 21世紀初頭、侵略者ギャラクターにより地球の半分が壊滅した。彼らに対抗できるのは「石」の力を引き出せ

    zorio
    zorio 2013/08/22
    批評を見る限りダメなのは脚本なのに剛力さんがディスられてて笑える。
  • 超映画批評「おおかみこどもの雨と雪」40点(100点満点中)

    「おおかみこどもの雨と雪」40点(100点満点中) 2012年7月21日公開 全国東宝系 2012年/日/カラー/117分/配給:東宝 監督・脚・原作:細田守 脚:奥寺佐渡子 キャラクターデザイン:貞義行 声の出演 宮崎あおい 大沢たかお 黒木華 西井幸人 林原めぐみ 意欲的な試みも不協和に終わる 細田守監督の最新作は、おとぎ話のなかにリアルな出産子育ての物語を入れ込むという、極めて意欲的な作品である。 これを監督は、子供たちにとっては楽しいおとぎ話、若者にとっては、子育ての驚きと憧れ、そして親たちには子供の成長を懐かしがれるようにと、全年齢向けにアピールすべく脚を作り上げた。 だが、それらはもともと混ざり合うことのできない要素であった。また、その試みにアニメーションというジャンルや彼のタッチが適切だったかについても疑問が残る。 大学生の花(声:宮崎あおい)が恋に落ちた男性は狼男

    zorio
    zorio 2012/08/07
    この人とはどうも感性が合わないな。俺が面白いと思った映画の評価が低いことが多いし、この人が褒めてる映画を何度か見に行ったけどそんなに面白くなかった。
  • 超映画批評『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』60点(100点満点中)

    『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』60点(100点満点中) 2011年6月4日公開 全国東宝系 2011年/日/カラー/125分/配給:東宝 総合プロデュース:秋元 康 原作・脚:岩崎夏海 監督・脚:田中誠 出演:前田敦子、瀬戸康史、峯岸みなみ、川口春奈、大泉洋 ≪前田敦子の魅力爆発、これで1位は確実か≫ 絶賛開催中のAKB48第3回選抜総選挙では、グループの代名詞的存在として引っ張ってきた前田敦子が2位に甘んじるという意外な途中結果が発表された。やはり顔より胸なのかと全女子を落胆させるところであったが、ミスター5500枚こと熱烈な大島優子ファンの存在が明らかになるなど、その要因はいまだ明らかではない。 もっとも武道館で行われる6月9日の最終開票日直前には、前田敦子初主演作『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

    zorio
    zorio 2011/06/04
    ボロカスじゃねーかw
  • 超映画批評『インセプション』65点(100点満点中)

    『インセプション』65点(100点満点中) INCEPTION 2010年7月23日(金)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー 2010年/アメリカ/イギリス/カラー/2時間30分(予定)/配給:ワーナー・ブラザース映画 監督・脚:クリストファー・ノーラン 製作:エマ・トーマス 出演:レオナルド・ディカプリオ 渡辺謙 ジョゼフ・ゴードン=レヴィット マリオン・コティヤール エレン・ペイジ ≪たいした超大作、休養をとって気で挑むべき≫ どんな分野であろうと、すべてを知っている人間などいない。つまりは、誰もがあらゆる物事を、不十分、不完全にしか知らないということだ。だからすべてを把握し、忠実だと思っていた奥さんが隣の大学生と浮気していたとしても、あなたはショックを受ける必要などない。 そんな何の気休めにもならない事を書いてもしょうがないわけだが、そもそも「知らない方が幸せなのでは?」と

    zorio
    zorio 2010/07/27
    設定はともかく話がそんなに複雑だったとは思わないが。
  • 超映画批評『涼宮ハルヒの消失』80点(100点満点中)

    『涼宮ハルヒの消失』80点(100点満点中) 2010年2月6日からロードショー 2010年/日/カラー/163分/配給:角川映画 監督:石原立也 監督:武康弘 脚:志茂文彦 脚協力:谷川流 声の出演:平野綾 杉田智和 茅原実里 後藤邑子 小野大輔 桑谷夏子 人気が出るのもよくわかる入魂の一作 ライトノベルも深夜アニメも見ない私としては、涼宮ハルヒと遭遇する機会はまずないだろうと安心していた。だから角川の編集者に、いかに熱くその魅力を目の前で語られろうとも、これまでは軽くいなすことができた。 だが映画化されるとなれば話は別だ。もう避けて通るわけには行かない。 しかし、よりにもよってインターネット上でこのタイトルについて下手なことを書けば、間違いなく批評家生命を失うことになろう。そんな恐るべきプレッシャーの中で、しかし私は命がけでこの記事を書くことに決めた。 クリスマスが近いある日。

    zorio
    zorio 2010/02/06
    すげー大絶賛
  • 超映画批評『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』65点(100点満点中)

    『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』65点(100点満点中) 2009年12月12日公開 全国東宝系 2009年/日/カラー/135分/配給:東宝 企画・原作・総監督:西崎義展 原案:石原慎太郎 声の出演:山寺宏一 伊武雅刀 藤村歩 子安武人 敗戦のトラウマをヤマトが晴らす 『宇宙戦艦ヤマト』がなぜ中高年に人気があるかといえば、ぶっちゃけた話、この物語が日人の敗戦のトラウマを晴らすものだからである。しかも、来年2010年の実写版を控えたこのアニメ版『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』の場合、敗戦コンプレックスの権化のような石原慎太郎が原案にクレジットされているのだから、なおさらだ。 宇宙戦艦ヤマトが自沈することで、回遊惑星アクエリアスから人類を救って17年。地球は移動性ブラックホールにより、再び消滅の危機に見舞われていた。対処法はなく、人々は3ヵ月後のブラックホール遭遇を前に、はるか遠くアマール星の衛星へ

    zorio
    zorio 2009/12/20
    終戦から60年以上過ぎてるわけで、そんなトラウマとやらを持ってる世代は既に70~80代だと思うのだが、この世代の事を言ってるのか?
  • 超映画批評『仏陀再誕』25点(100点満点中)

    『仏陀再誕』25点(100点満点中) 2009年10月17日(土)公開 2009年/日/カラー/114分/配給:東映 原作/大川隆法『仏陀再誕』 監督/石山タカ明 脚/大川宏洋 声の出演:子安武人 小清水亜美 吉野裕行 白石涼子 置鮎龍太郎 悟りにチャレンジ 『仏陀再誕』は、この秋300万人の動員を目標とする、日アニメーション期待の超話題作である。 女子高生、天河小夜子(声:小清水亜美)は、名物記者の金元にあこがれ、ジャーナリストを目指している。ところがその金元が自殺して以来、彼女には霊のようなものが見えるように。一方、ある宗教団体の教祖は奇跡を連発、テレビで大人気となるが……。 子安武人や銀河万丈、三石琴乃といった実力派声優と、業界有数のVFXスタッフをそろえた、まさにジャパンアニメーションの総力を結集した超大作。エル・カンターレことブッダの生まれ変わり、大川隆法(幸福の科学)が製

    zorio
    zorio 2009/10/16
    「この秋、きみもぼくも、悟りにチャレンジだ」
  • 超映画批評『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』85点(100点満点中)

    『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』85点(100点満点中) Evangelion: 2.0 You Can (Not) Advance 2009年6月27日、シネマスクエアとうきゅう他にて全国公開!! 2009年/日/カラー/108分/共同配給:クロックワークス、カラー 宣伝:カラー 総監督・原作・脚:庵野秀明 主・キャラクターデザイン:貞義行 主・メカニックデザイン:山下いくと 音楽:鷺巣詩郎 監督:摩砂雪、鶴巻和哉 声の出演:緒方恵美 林原めぐみ 宮村優子 坂真綾 三石琴乃 ファンのトラウマを晴らす感動のラスト この記事を待っている方も多いようなので結論から先に言うと、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』はファン必見の出来栄え、文句なしの傑作と言える。 ユーロとロシアが管理する北極域に、新たな使徒が現れた。迎撃に当たった新型エヴァンゲリオンを駆る真希波(まきなみ)・マリ・イラストリア

    zorio
    zorio 2009/06/30
  • 超映画批評『ヤッターマン』85点(100点満点中)

    『ヤッターマン』85点(100点満点中) 2009年3月7日(土)より、全国ロードショー 2009年/日/カラー/111分/配給:松竹、日活 監督:三池崇史、原作:竜の子プロダクション、脚:十川 誠志 出演:櫻井 翔、福田沙紀、生瀬勝久、ケンドーコバヤシ、深田恭子 フカキョンドロンジョは、歴史に残る名ヒロイン 日映画界には妙な癖があって、到底実写じゃ成立しないような漫画・アニメ作品ばかり、なぜか好んで映像化する。ゴルゴ13、ルパン三世、デビルマン、そして二十世紀少年……。 その多くは事前に誰もが予想した通り、まれに見る珍作へと仕上がり、ダメ好きマニアの語り草となる。もはや、この国のお家芸といっても過言ではない。 しかし、ヤッターマンの映画化企画までもが気だったとは、さすがの私も予想だにしなかった。ましてや、興収50億を狙える記録的な大ヒットスタートになろうとは。映画業界は変人ばか

    zorio
    zorio 2009/03/11
    べた褒め
  • 超映画批評『デトロイト・メタル・シティ』80点(100点満点中)

    『デトロイト・メタル・シティ』80点(100点満点中) 2008年8月23日(土)全国東宝系ロードショー 2008年/日/カラー/104分/配給:東宝 原作:若杉公徳 監督:李闘士男 出演:松山ケンイチ、加藤ローサ、秋山竜次、細田よしひこ、松雪泰子 松山ケンイチが両極端な若者を演じるデスメタル"ギャグ"ムービー こういう仕事に就いているとつい忘れがちだが、人はそれほど大層なものを映画に求めてやしない。 いくらギャスパー・ノエの映画が面白いといっても、あんな気持ち悪いものを普通の人は見たがらないし、また必要としない。忙しい現代人にとって映画とは、旅行に行くほど気構えず、比較的チープに楽しめる気晴らしのひとつに過ぎない。 そんなとき必要なのはコメディ映画というわけで、アメリカでは大人気の定番ジャンルとなっている。しかし、なぜか日ではあまり力の入ったコメディというものを見ない。いたく残念&不

    zorio
    zorio 2008/08/18
  • 超映画批評『明日、君がいない』97点(100点満点中)

    『明日、君がいない』97点(100点満点中) 2:37 2007年4月21日、渋谷アミューズCQNにてロードショー 2006年/オーストラリア/99min./配給:シネカノン ほかのどんな巨匠にも作れない映画を目指した点が立派だ この職業をやっていると、毎日各社から膨大な数の試写状が届く。ためしに今手元にあるのを数えてみたら40枚以上あった。非常に残念だが、物理的な時間不足によりそのすべてを見ることは出来ない。やむなくスケジュールに合う中から、何か気になる作品を選ぶことになる。 私が『明日、君がいない』の試写会に行こうと思い立った最大の理由は、この映画の監督ムラーリ・K・タルリは、なんとこの映画を19歳のときに作り始めたという一点にあった。しかも、カンヌ国際映画祭で好評だったという。アカデミー賞よりカンヌの評価に共感する事が多い私としては、どうしてもこの作品を見ておきたかった。 舞台は現代

    zorio
    zorio 2007/04/20
  • 1