総務省と財務省は6日、消費税率が10%になるまでに、軽自動車を持つ人に毎年かかる軽自動車税を、現行(年7200円)の1・5倍か2倍に引き上げる増税案などを自民党税制調査会の幹部会議に提示した。 軽自動車税は1・5倍ならば年1万800円、2倍ならば年1万4400円に上がることになる。 車検時にかかる自動車重量税のエコカー減税を、来年4月に消費税率が8%に上がった時から見直す案も提示した。 一定の燃費基準を満たした車の重量税は、初回の車検時に〈1〉免税〈2〉75%軽減〈3〉50%軽減――となる。現行では、〈2〉、〈3〉の車は2回目の車検時も軽減率は変わらないが、見直し案では、〈2〉は50%、〈3〉は25%にそれぞれ軽減率を小さくする。