人生を書き換える者すらいた。: C++は何を間違えたのか ムーブコンストラクタなぞとても使いこなせる自信がない。 ムーブの概念とC++の型システムの詳細が分からないユーザーは、別にムーブを使う必要はない。ムーブはライブラリ実装者のための機能である。なぜなら、明示的に使わなくても、関数の戻り値などのrvalueは、勝手にムーブされるからだ。 これが方向性の歴史的誤りだったよな。 C++はこういうのではなく、2パスコンパイルにしてヘッダファイルを不要にしたり、GCを言語レベルでサポートしたりすれば今頃の情勢は違うものになったかもしれないのに、結局JavaやC#の外見的な言語仕様のベースになっただけなのはちょっとさびしい。 後の世では、何とでも言える。C++が作られた当時は、到底そんなことは現実的ではなかった。歴史の話をする。 Bjarne Stroustrupが博士号をとるべく研究していた時、