格安スマホの先駆けともいえる日本通信が、コンシューマー向け事業でU-NEXT社と“協業”することを発表した。 U-NEXTへ事業を譲渡する日本通信 U-NEXTによると、まだ協議を開始した段階で、「(日本通信の)既存事業をどう継承するかもこれから検討する」(U-NEXT広報担当)という。着地点がどのようになるかは不透明だが、設備を持たないU-NEXTにとっては、「MVNE(MVNO支援事業者)の選択肢をひとつ増やすことになる」(U-NEXT広報担当)。また、日本通信ぶんのユーザー数も上乗せでき、規模の拡大も狙える。交渉次第では、既存のユーザーも含め、将来的にはU-mobileブランドに一本化する可能性もありそうだ。 日本通信は事業戦略の転換を行なうことを発表しており、コンシューマー向けサービスからの脱却を目指していた。同社はMVNOのパイオニアとして、96年に設立。古くはPHSの回線を借り
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