暦の話をもう少し。 今この文章を読んでいるあなたのお住まいの地域では、七夕(たなばた)のお祭りはこれからですか? それとももう終わりましたか? こんな質問をされても、何を言っているのか分からない方もおられるだろう。 「七夕は七月七日に決まってるだろう?」 確かに元々七夕の節句は七月七日に行われる行事だった。た(﹅)だ(﹅)し(﹅)、い(﹅)わ(﹅)ゆ(﹅)る(﹅)旧(﹅)暦(﹅)で(﹅)。 既に解説していることだが、いわゆる旧暦は冬至を11月(のどこか)に置く体系で、現在の新暦(グレゴリオ暦)は冬至が12月23日ころになる体系。おおよそではあるが、新暦の方が旧暦より一ヶ月程度早く日付が進んでいる形になる。厳密には、過去に何度も書いている通り、大変面倒である。2019年について言えば、旧暦七月七日は新暦8月7日となり、偶然だがちょうど一ヶ月ずれている。 さて、日本がグレゴリオ暦へと切り替えた
自民党本部があるのは、国会議事堂や衆参の議員会館から目と鼻の先の超一等地、東京都千代田区永田町1丁目だ。地上9階地下3階の建物は築45年で老朽化が進んでいるが、数多くの首相を生み出してきただけに風格が漂い、駐車場に生い茂る立派な樹木にも目を奪われる。 党本部は、1964年の東京オリンピックによる都市計画で国道246号を拡幅する際、社会党本部とともに立ち退き対象となった。そのため、自民党は参議院第二別館の隣に、社会党は皇居のお堀に近い246号沿いの現在の場所に移った。 「両党が移った土地は国有地で、常識では考えられない破格の値段で借りて自前のビルを建てている。他の政党は自前で資金を工面して土地を用意したり、民間のビルを借りたりしているのですから、本当に不公平ですよ」(永田町関係者) 財務省理財局によると、自民党が借りているのは3306・48平方メートルで、年間の賃料は8970万円、社民党は1
幼児向けの乗り物の絵本に20ページ中6ページにわたって自衛隊の車両が掲載されていることが問題視され、当該書籍の増刷が中止されるという事件があった。 https://this.kiji.is/526697181804217441 そもそもの前提として出版社にはこういった書籍を出版する自由があり、消費者には抗議する自由がある。結果として増刷の中止という判断を出版社側が下すのもまた自由……というかこれは経営の裁量の範囲であろうから、実のところ、この件について特に付け加えることはない。じっさいこれに類する事件はこれまでに何度も繰り返されてきたし、それへの反応もおおむね既視感のあるものだ。 にもかかわらず、本件ならびに類似する事件においてはいつもあまり語られることのない論点があると感じていたので、これを機にきちんと思うところをまとめてみる。なによりこれは、表現することについて考える上で典型的な問題で
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