昨日の日記の読者から、ならば文字情報基盤MJ008683とMJ030252を漢字コード上で見分けるにはどうすべきか、という御質問をいただいた。これらの文字はいずれもU+5668「器」に統合されているので、どうしても見分けたい場合には、MJ008683を<U+5668 U+E0102>で、MJ030252を<U+5668 U+E0103>で書くべくIVS環境を整えるのが、IPAやCITPCがすすめてきた手法だ。ただ、話がヤヤコシイのは、Adobeの手法は<U+5668 U+E0100>と<U+5668 U+E0101>だったし、それ以前の台湾と日本ならU+20F96「𠾖」とU+FA38「器」で見分ける技も準備されていて、しかもU+FA38は<U+5668 U+FE00>へ変化したという黒歴史だ。まあ、歴史は歴史で覆しようがないので、私(安岡孝一)個人としては全部サポートするしかないと思うの