先日の池田信夫氏の記事。 日本に伝統と呼べるものがあるとすれば、それは明治憲法や新憲法のような輸入品ではなく、丸山眞男が「古層」と呼んだ古代以来の伝統ではないか。それは近代化によって消えたようにみえるが、驚くほど強く現代社会に根を張っている。この伝統を自覚し、それを保守するのか変えるのかを考えることが、本当の日本人の問題だと思う。 ⇒池田信夫 blog : 保守すべき「伝統」とは何か 「丸山眞男 古層」で検索するとアゴラの記事が多数見つかるのでアゴラ界隈すなわち池田信夫氏の周辺ではこの思想の影響が大きいのであろう。そしてそれが彼らの「保守」の理解にも関わっているのだろう。しかし、その「保守」理解は俺の理解するところと大きく異なっている(なお池田氏自身は「保守」ではなく「リバタリアン」を自認していると思われ)。 さて、「丸山眞男 古層」で検索していて面白い記事を見つけた。 ⇒松本健一による丸