ブックマーク / katoler.cocolog-nifty.com (8)

  • 原発と知識人、墜落した鉄腕アトムたち - カトラー:katolerのマーケティング言論

    福島原発の1~3号機でメルトダウンが発生していたことが大きく報じられている。 東京電力の記者会見で「メルトダウンが起きていることではないのか?」という記者の質問に対して「炉心の核燃料が原型をとどめない形で圧力容器の底に崩れ落ちているという定義がメルトダウンというならその通りだ」と相変わらず木で鼻をくくったような自己韜晦的な言い回しに苛立たしさを覚えるとともに、こうした幼児的な応答しかできない連中にこの国の命運がかかっているのかと空恐ろしくなった。 福島原発の事故が発生して以来、テレビや新聞には、数多くの識者、大学教授といった知識人が登場し、コメントや解説を行っていたが、彼らの誰ひとりとして現在の事態を予測できなかった。むしろその逆で、NHKに出ずっぱりだった東大の関村教授に象徴されるように、「制御棒が既に入っているからチェルノブイリのような事はありえず、過剰な心配には及ばない」と、安心デマ

    原発と知識人、墜落した鉄腕アトムたち - カトラー:katolerのマーケティング言論
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    zu2 2011/05/23
    この国は巨大システムの運用に向いてないんじゃないか、と思うときがある。戦争とか。
  • 小沢vs検察 「国体」との最終戦争の行方 - カトラー:katolerのマーケティング言論

    小沢一郎が検察の事情聴取に応じた。その後、行われた記者会見では、陸山会の土地購入に関わる不正資金疑惑についてあらためて否定し、検察との徹底抗戦を宣言するという異様な事態になってきた。 説明責任を未だ果たしていないと批判する声が上がっている一方で、政治資金収支報告書への虚偽記載という形式犯ともいえるような罪状で現職の国会議員まで逮捕に踏み切る検察の捜査手法について、反発の声もあがっている。 そもそも、今回の疑惑は、小沢一郎が野党時代の問題であり、職務権限を行使できる立場になかったことから、過去の疑獄事件とは異なり、仮にゼネコンから資金が流れ込んでいたことが立証されたとしても、贈収賄事件としての立件は不可能である。 既に逮捕された大久保秘書や元秘書だった石川議員にしても小沢一郎の関与を認めることは、ありえない。小沢が「政治資金の管理は秘書に任せていたことであり、自分は関知していなかった」と押し

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    zu2 2010/01/30
  • 「上から目線」の麻生首相の自滅とネガティブキャンペーンCMの効果 - カトラー:katolerのマーケティング言論

    与党、自民党と公明党が、民主党に対するネガティブキャンペーンを始めている。 自民党は、ネットCMプロポーズ篇というアニメを制作し動画サイトで流しているが、鳩山由紀夫に似た主人公キャラクターが甘言を弄して恋人に結婚を迫るという内容だ。 男:僕の方が君を幸せにできる。僕と交替してみないか、バラ色の人生が待ってるよ。 出産や子育てや教育の費用も、老後の費用も介護の費用も、僕に任せれば全部OKさ。 高速道路も乗り放題だよ。 女:お金はだいじょうぶ? 男:細かいことは結婚してから考えよう 公明党のCMでは、小学校の教室で、窓ガラスを割ってしまった子供が、周りのクラスメートの子供達から咎められ、しらを切り通すのだが、苦し紛れに「秘書がやった」と答える。あまり出来のいいCMとはいえないが、小沢一郎前民主党代表のことを揶揄したものだろう。 日の選挙広報キャンペーンの中では、相手の欠点や弱みを突く、こうし

    「上から目線」の麻生首相の自滅とネガティブキャンペーンCMの効果 - カトラー:katolerのマーケティング言論
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    zu2 2009/09/04
    麻生さんで負けると、麻生のせいにされそうなのが問題。
  • 自民党が死んだ日 - カトラー:katolerのマーケティング言論

    自民党が結党以来の大敗北を喫して、戦後初めて総選挙によって政権交代が実現した。 前代未聞の解散予告で始まった長い選挙戦は、当初は自民党にとって有利に働くと考えられていたが、結局、選挙戦の終盤には、民主党に地滑り的に支持が集まるという結果になった。(写真:産経ニュースより) 民主党よくやった!とほめるところかも知れないが、どうもそういう気分にはならない。というのも、民主党が圧倒的に支持を集めたというより、自民党が自滅したという印象が強いからだ。思えば、2年前に安倍首相が、ストレスから下痢ピー状態になり政権を投げだしたのがミソの付き始めだった。 安倍政権の後を受けた福田首相もわずか1年で降板し、禅譲に近い形で首相の座に就いた麻生太郎は失言続きで、国民ばかりか党内の人心も離れダッチロール状態に陥り、とても政権を担っていける状況ではなかった。 麻生は今回の総選挙の結果を「有権者の自民党に対する積年

    自民党が死んだ日 - カトラー:katolerのマーケティング言論
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    zu2 2009/09/04
    小泉以前の自民党を知ってるかどうかが、評価の分かれ目のような気がする。 / 人によっては村山・細川以前か。
  • 私は商店街の味方です!大規模ショッピングモールの黄昏と商店街の復活 - カトラー:katolerのマーケティング言論

    わが家には長じた娘が2人いるが、彼女たちがまだ幼かった頃、足立区の商店街のうどん屋(製麺販売)の3階に間借りしていた時期があった。写真は、年賀状用に撮った当時の写真である。「玉うどん」という、うどん屋の看板が、その頃のカトラー家の目印だった。 商店街の通りに面した窓を開けると、眼下に向かいの八百屋の軒先が見えた。 とある週末の夕方、娘をその八百屋におつかいに行かせ、その様子を窓から眺めていると、八百屋のおやじが、明日になれば真っ黒に変色してしまうような萎びた椎茸をしきりに娘に売りつけようとしている。 「おい、おやじ、そんな半端ものうりつけるな!」 と窓から首をだして怒鳴ると、八百屋のおやじは頭上の私の姿に気が付いて、ばつの悪そうな顔をして「お手伝いできる良い子だからおまけしてやろうっていってたんだよなあ、嬢ちゃん」と娘の頭を撫でながら言い訳してみせる。 商店街の人々は、せこい人たちが多かっ

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    zu2 2009/07/20
  • 8.30総選挙で、麻生自民は農村部でも惨敗する~自民農政に対する百姓一揆が始まった~: カトラー:katolerのマーケティング言論

    東京都議選の自民党の大敗から麻生おろしの声が噴出したのに対し、麻生首相は予告解散という異例の手段にうって出た。 麻生退陣と総裁選の前倒し実施を要求する反主流派の封じ込めを狙ったもので、執行部の切り崩し工作が功を奏し、21日には予告通りに麻生首相の下で解散がおこなわれ選挙戦に突入する。 党内反発は抑え込んだものの、解散総選挙に向けた勝算は、当の麻生首相も含め、自民党内の誰一人としてもっていないだろう。マニフェストもまとまっていないような状況で「玉砕戦」といってもいいような負け戦を自民党の議員は強いられることになる。 玉砕戦を強いられる自民党議員、奇妙な戦犯論 都議選に負けたのは、東国原知事を国政に担ぎ出そうとした際のドタバタ劇や、反主流派による党内の足並みの乱れが原因という奇妙な戦犯論が石原伸晃を中心とした党執行部から出てきたが、おかど違いも甚だしい。有権者は、無脳宰相「麻生太郎」にNoを出

    8.30総選挙で、麻生自民は農村部でも惨敗する~自民農政に対する百姓一揆が始まった~: カトラー:katolerのマーケティング言論
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    zu2 2009/07/20
  • 美しい星の日本人と「温暖化難民」 - カトラー:katolerのマーケティング言論

    首相がダボス演説、温暖化対策で技術革新3兆円投入 7月の北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)の議長として、地球温暖化問題について、京都議定書後の枠組み作りに取り組み、温室効果ガス削減の国別総量目標を設定することなどを掲げた「クールアース推進構想」を表明した。(YOMIURI ONLINE) 世界経済フォーラム(ダボス会議)で福田首相が、日の地球温暖化問題に対する取り組みとして「クールアース推進構想」を発表した。二酸化炭素削減のための具体的な数値目標の設定や環境技術の開発を通じて、世界の温暖化対策でリーダーシップをとっていく姿勢をアピールした。7年ぶりに日の首脳としてダボス会議に参加し、北海道洞爺湖サミットを前に具体性のあるメッセージを発信したことに対して、メディアの反応は概ね好意的で、及第点を与えているようだ。あの安倍前首相も環境問題で点数を稼ごうとしたところまでは、福田首相と同じだ

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    zu2 2008/02/02
  • 「国技」の救世主になった朝青龍 - カトラー:katolerのマーケティング言論

    朝青龍が3場所ぶりに横綱をつとめる大相撲初場所がスタートし、国技館は満員御礼の盛況となった。日中からバッシングを浴びた朝青龍が、一体、どんな相撲を取るのか見たいという思いから人気を呼び、当日チケットを求めて、長蛇の列ができた。こうしたことは、若貴人気以来のことで、相撲人気の長期低落傾向が指摘される中で、関係者にとっては久しぶりに明るいニュースになった。 日の相撲ファンといわれる人々の反応は、とても健全だった。 メディアや横綱審議委員会の一部の連中が先導した朝青龍バッシングのことなどは、ケロリと忘れたかのように、朝青龍の強い相撲に溜飲を下げ、手放しで朝青龍の復活を応援している。「品格」などという腐った観念を持ち出す前に、横綱は強くなければ話にならないということを日の相撲ファンは、その声援をもって示したのであり、初日の朝青龍の相撲は、その期待に見事に応えたといえるだろう(と思ったら2日目

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    zu2 2008/01/15
    明治時代に作られた伝統について我々は注意しないといけない。もちろん戦後や小泉後に作られたものも。
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